北京の小米科技(シャオミ)の店舗前を歩く女性(2015年8月5日撮影)。(c)AFP/GREG BAKER 【12月6日 財新】中国のスマートフォン(スマホ)メーカー、小米科技(シャオミ、Xiaomi)が早ければ来年にも新規株式公開(IPO)するという報道について、同社はコメントを差し控えている。 報道が事実ならば、同社最高経営責任者(CEO)が昨年、公にしていた経営計画を急激に前倒しすることになる。 米国を拠点とする情報サイト「インフォメーション(The Information)」は先週末、関係者の話として、シャオミが2018年上場の可能性について金融機関と協議に入っていると伝えた。上場先は香港の可能性が高いが、ニューヨークも除外されていないという。 シャオミの広報担当者は、財新の取材に対し、コメントを控えた。 2010年創業のシャオミは、中国市場においてスマホ製造のトップ企業に急速に上