浜辺で日光浴をする女性(2018年7月5日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / CHARLY TRIBALLEAU 【7月18日 AFP】豪エディス・コーワン大学(Edith Cowan University)の研究チームは18日、悪性黒色腫(メラノーマ)と呼ばれる皮膚がんを初期段階で発見できる血液検査を開発したと発表した。研究チームはこの検査を「世界初」と称しており、腫瘍が全身に転移する前に見つかる助けとなることから多くの命が救われる可能性があるとしている。 研究主任のポーリーン・ゼンカー(Pauline Zaenker)氏によると、悪性黒色腫が初期段階で発見された患者の5年後の生存率は90~99%である一方、転移してしまってから発見された患者の生存率は50%以下にまで下がるという。 18日に科学誌「オンコターゲット(Oncotarget)」に掲載された研究では、悪性黒色腫の患
Tonix社のシクロベンザプリン舌下錠のPh2でコロナ後の痛みへの有意効果示せず ・ 関連ニュースのリンクを訂正しました。 Galapagos社がJAK阻害剤Jyselecaの今年の売り上げ予想を引き下げ ・ 金額の間違いを訂正しました(1億200万ユーロ→1億2000万ユーロ)。 大塚製薬のADHD薬centanafadineの小児Ph3試験も成功 ・ タイトルを日本語にしました。 2018-07-18 - 抗癌剤候補を蛍光マーカーと共に患者の腫瘍内に少量投与してその効果の程や特徴を臨床試験に先立って把握するのを助ける装置CIVOを開発しているPresage Biosciencesが武田薬品とCelgeneが率いた投資で600万ドルを調達しました。 (3 段落, 233 文字) [全文を読むには有料会員登録が必要です] [有料会員登録がお済みの方はログインしてください] [メールマガジン
by Wilerson S Andrade 「ダイヤモンドは地球規模で考えればまったく珍しいものではなく、比較的ありふれた鉱物だ」と研究者が語るほど、大量のダイヤモンドが地球内部に眠っていることが、マサチューセッツ工科大学(MIT)やハーバード大学などの共同研究によってわかりました。 Sound waves reveal diamond cache deep in Earth’s interior | MIT News http://news.mit.edu/2018/sound-waves-reveal-diamond-cache-deep-earths-interior-0716 天然では最も硬い物質であることで知られているダイヤモンドは、炭素が地球内部の高温高圧な条件で結晶化したもので、地殻中の採掘可能な深さにまで浮上してくることで入手できるようになります。このようなルートを辿るため
悪性脳腫瘍に効果が期待される日本発の放射性治療薬64Cu-ATSM1)の製剤化2)に成功 日本で初めて、放射性治療薬を治験用に製造・供給 64Cu-ATSMを治療目的で使用する、世界初の第I相臨床試験(治験)3)が開始 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(理事長 平野俊夫。以下「量研」という。)放射線医学総合研究所(以下「放医研」という。)吉井幸恵主幹研究員らは、日本発の放射性治療薬64Cu-ATSMの製剤化に成功し、国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長 中釜 斉)栗原宏明医長・成田善孝科長らと共同で、64Cu-ATSMを治療目的で、世界で初めて人へ投与するファースト・イン・ヒューマン試験として、悪性脳腫瘍の患者さんを対象に第I相臨床試験を開始しました。 悪性脳腫瘍は、現在有効な治療法が乏しく、新規治療法の開発が強く望まれています。既存の治療が効きづらい原因として、腫瘍内部が
早稲田大学と防衛医科大学校は共同で,生体組織表面にシールのように貼り付けられる体内埋め込み型の発光デバイスを開発し,このデバイスを担がんモデルマウスの体内に移植することで光がん治療に応用し,腫瘍を消失させることに成功した(ニュースリリース)。 光線力学療法(PDT)は,光増感剤が集まった病巣へ光を照射することにより発生する活性酸素でがんの細胞死を誘導する。2000年に入ってから,出力の非常に弱い光源(従来の1/1000)を用いた「メトロノミックPDT(mPDT)」法が提唱され,従来のPDT法では難しかった体内深部の臓器にできたがん(肝がん,膵がんなど)を治療できるとして期待されている。 しかし,光強度が弱いmPDTは,光源の位置が少しでもずれると腫瘍への光照射が不十分となり効果が得られない。そのため,生体内の臓器や組織上で安定に固定でき,長時間安定的に光照射できる体内埋め込み型の発光デバイ
王丹 高等研究院物質ー細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)特定拠点准教授、飯田慶 医学研究科特定助教らのグループは、マウス前脳領域の神経細胞と神経細胞の間に形成される接合部位(シナプス)を対象に、m6A(RNAへのメチル化の一種)修飾を受けたmRNAの存在を網羅的に調べ、シナプス形成にかかわるmRNAの多くがm6A修飾を受ける様子を明らかにしました。 本研究成果は、2018年6月28日に英国の科学誌「Nature Neuroscience」のオンライン版に掲載されました。 脳の機能発達と学習の仕組みは脳科学における未解明の重要課題の一つです。私たちは神経細胞のシナプス形成の分子メカニズムに注目しました。今回の研究ではDNA分子からのコピーであるRNA分子がさらに化学的に変化し、その変化が、シナプス形成に必要なタンパク質をつくることに重要であるという、新しいメカニズムを発見しました
【概要】 京都大学大学院生命科学研究科 吉村成弘 准教授、吉田藍子 同博士課程学生(研究当時、現:北海道大学博士研究員)、東北大学学際科学フロンティア研究所 鈴木勇輝 助教、オリンパス株式会社らの研究グループは、細胞が外界の物質を取り込む際の直径数100nmの陥入構造を生きた細胞で可視化し、その分子機構に関して新しい知見を手に入れることに成功しました。細胞膜の陥入(エンドサイトーシス)は、細胞が外界の物質やシグナル分子を取り込む一般的なしくみとして古くから知られていましたが、膜の形態変化を誘導する分子機構に関しては、不明な点が多く残されていました。当研究グループは、生きた細胞の細胞膜を可視化する特殊な顕微鏡を独自に開発し、今回、エンドサイトーシスに伴う細胞膜の微小構造変化を捉えることに成功しました。そして、その詳細な解析により、細胞内部で膜を支えるタンパク質骨格が重要なはたらきをしているこ
Tonix社のシクロベンザプリン舌下錠のPh2でコロナ後の痛みへの有意効果示せず ・ 関連ニュースのリンクを訂正しました。 Galapagos社がJAK阻害剤Jyselecaの今年の売り上げ予想を引き下げ ・ 金額の間違いを訂正しました(1億200万ユーロ→1億2000万ユーロ)。 大塚製薬のADHD薬centanafadineの小児Ph3試験も成功 ・ タイトルを日本語にしました。 2018-07-18 - Gilead Sciencesに非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)薬NDI-010976(GS-0976)を売ったNimbus社出身の2人・Jonathan Montagu氏とGeraldine Harriman氏が蛋白質のホットスポットを狙う低分子薬開発会社HotSpot Therapeuticsを設立し、4500万ドルを調達しました。 (3 段落, 356 文字) [全文を読む
crisp_bio RIKEN (NISLO, WDCM ...) - NIG (DDBJ/CIB, WDCM, OECD BRC, GBIF, JST BIRD, TPRP ...) - FREE [出典] "Repair of double-strand breaks induced by CRISPR–Cas9 leads to large deletions and complex rearrangements" Kosicki M, Tomberg K, Bradley A. Nat Biotechnol 2018 Jul 16. CRISPR-Cas9を遺伝子治療に展開するには、Cas9が誘導する遺伝子変異を詳らかにする必要がある。これまで多様な細胞において、Cas9による二本鎖DNA切断 (DSB)から誘導される変異の殆どが20bp未満のindelsであり、数百ヌクレオチドの
by CollegeDegrees360 「学習能力は遺伝的な要素に左右される」という主張は根強く存在し、目の色や肌の色が生まれつき決まっているのと同じく、生まれつきの知能によって学習の成果が決められていると考える人もいます。また、「どのように勉強するのか?」といった学習の計画を立てずに、手当たり次第に勉強して「たくさん勉強した」と言う人も存在します。ところが、正しい戦略を立てて学習を行うことで遺伝的な知能差を上回る効果を得られると、学習法について研究しているウルリッヒ・ボーザー氏が述べています。 Learning Is a Learned Behavior. Here’s How to Get Better at It. https://hbr.org/2018/05/learning-is-a-learned-behavior-heres-how-to-get-better-at-it
米国に本社を置くコンサルティング企業Decision Resources Groupのアナリストが、海外の新薬開発や医薬品市場の動向を解説する「DRG海外レポート」。今回取り上げるのは、大麻由来の医薬品として米国で初めて承認され注目を浴びる「Epidiolex」。一部ではブロックバスターの呼び声も高い同薬ですが、果たして。 (この記事は、Decision Resources Groupのアナリストが執筆した英文記事を、AnswersNewsが日本語に翻訳したものです。本記事の内容および解釈については英語の原文が優先します。正確な内容については原文を参照してください。原文はこちら) 大麻由来の医薬品 承認はFDA初 米FDA(食品医薬品局)は6月25日、GWファーマシューティカルズのEpidiolex(エビディオレックス、一般名・カンナビジオール=CBD)を、レノックス・ガストー症候群(LG
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