8月12日午前11時前、東京・霞が関にある最高検察庁20階の会議室。 集まった記者たちに、検察庁の職員が「これから注意事項を申し上げます」と告げた。 ・冒頭あいさつの後の質疑は20分 ・カメラ撮影は検事総長の入室から冒頭あいさつ終了まで ・撮影時は記者席の前に引いた青色のテープから出ないこと ・個別質問は各社1問まで ・録音は認めない ・リアルタイムの中継やメール送信は禁止 その後、前検事総長の畝本直美氏が入室。演台の前に立ち、手元の文書に目を落としながら退任のあいさつを読み上げた。 あいさつが終わると、司会者はカメラマンたちに退室するよう指示。畝本氏もいったん部屋を出た。 すると、職員たちは演台を運び出し、同じ場所に長方形のテーブルと椅子を設置した。 ここ数年で明らかになった検察庁の不祥事や問題(取材や新聞報道をもとに弁護士ドットコムニュースが作成) セッティングが終わると、畝本氏が再び

