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ブックマーク / little-hands.hatenablog.com (15)

  • DDD基礎解説:エンティティ、値オブジェクトってなんなんだ - little hands' lab

    はじめに DDDの実装パターンとして、エンティティと値オブジェクトというものがあります。 ドメイン駆動一般に複雑な抽象論が多い中で、コードに近く一番イメージがつきやすいコード事例として出てくるため、ここだけは何となくわかるぞ!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 今日はこちらの概要とそれぞれの使い道について書きたいと思います。 先にざっくりイメージ図をお伝えすると、こういう図を使って解説します。 何の目的で作るのか? ドメイン駆動設計は何を解決しようとしているのか こちらの記事で、ドメイン駆動設計のアプローチは以下の2ステップがあるということを書きました。 ドメインの問題を解決するための抽象的なモデルを作る. モデルをソフトウェア(コード)に落とし込む ※ ドメイン=ソフトウェアを適用して問題解決しようとする領域 DDDでは、このStep2の モデルをコードで表現するためのパターン

    DDD基礎解説:エンティティ、値オブジェクトってなんなんだ - little hands' lab
  • 簡単にできるDDDのモデリング - ドメイン駆動設計 - little hands' lab

    DDDではよく「モデリングが重要だ!」と言われますが、どのようにモデリングすればいいのかがわからず、一歩を踏み出せないことは多いのではないでしょうか。 そんな方のために、記事ではDDDにおいてシンプルで成果が出しやすいモデリング手法について紹介します。 (記事は、YouTube動画「10分でわかるドメインモデリング」の内容をもとにした解説記事です。) DDDの目的 DDDの目的から確認しましょう。 DDDの目的は2つ。 ①機能性を高めること これは、役に立つものを作ること、言い換えると「作ったけど使えない」を避けることです。 そのために、ドメインモデリングを行い、ソフトウェアを適用して役立てようとしている現実世界の領域(これの領域をDDDでは「ドメイン」と呼びます)について理解を深め、解決策を検討することを目指します。 ②保守性を高めること これは、長期間開発しても機能拡張が容易であり

    簡単にできるDDDのモデリング - ドメイン駆動設計 - little hands' lab
    clavier
    clavier 2022/06/02
  • 設計/コードレビューで"常に"心がけるポイント - little hands' lab

    株式会社ログラスの松岡(@little_hand_s)です。 little-hands.hatenablog.com ↑の記事でドメインオブジェクトの設計方針を書きましたが、それ以外の全般的な設計/レビュー観点について書きます。 非常に汎用性のある内容なので、数多くのプログラミング原則を覚えるより、まずこの観点でチェックできるようにすると即効性が期待できます。 前提として、階層化されたアーキテクチャ(オニオンアーキテクチャなど)を採用しているものとします。 ①レイヤーの責務違反の実装をしていないか ②高凝集/低結合になっているか 高凝集 クラスに関して メソッドに関して 低結合 ③ユニットテストを書きやすいか 合言葉 筆者執筆書籍 現場での導入で困ったら ①レイヤーの責務違反の実装をしていないか 例として、「ユースケース層にドメイン層のルール/制約に関わる実装をしている」場合はNGです。

    設計/コードレビューで"常に"心がけるポイント - little hands' lab
  • ドメイン駆動設計を導入するために転職して最初の3ヶ月でやったこと[DDD] - little hands' lab

    この記事は ドメイン駆動設計 Advent Calendarの記事です。 今年の9月にログラスというスタートアップに転職しました。 ログラスは元々DDDについて講師として勉強会をさせてもらっていた会社であり、DDD自体は社として取り組んでおりある程度進んでいました。ですが、講師ではなく中の人になったからこそできる色々な取り組みがあり、3ヶ月である程度形になりました。 記事では、DDDを広めるための取り組みについて、極力再現性がある形を意識しつつ、ご紹介したいと思います。 入社時の状況 なにをしたか テストの話が多い理由 実施内容詳細 TDD Boot Campの@t_wadaさんの基調講演観賞会を行った Serviceクラスを1パブリックメソッドにした レイヤーごとのオブジェクトの依存関係を整理 レイヤーごとのテスト方針 クラス名の重要性 参照実装を作成した 「責務」と「テスト」の重要性

    ドメイン駆動設計を導入するために転職して最初の3ヶ月でやったこと[DDD] - little hands' lab
    clavier
    clavier 2020/12/22
  • DDDはオブジェクト指向を利用してどのようにメンテナブルなコードを書くか - little hands' lab

    Object-Oriented Conference 2020で登壇させていただきました。 その際の発表資料です。 発表資料 DDDはオブジェクト指向を利用してどのようにメンテナブルなコードを書くか from Koichiro Matsuoka www.slideshare.net 章の内容は技術書典8(2020/3/1)で頒布予定の「ドメイン駆動設計 モデリング/実装ガイド」の1,2章の内容になります。 全部で11章仕立てです、興味お持ちいただけたらお買い求めください。 受け取りは技術書典以降になりますが、それでもよろしければboothで予約可能です。 little-hands.booth.pm また、実践にあたって頻出の疑問に対してトピックごとに詳しく解説した書籍もあります。 重要トピック「モデリング」「集約」「テスト」について詳細に解説し、その他のトピックでは頻出の質問への回答と具

    DDDはオブジェクト指向を利用してどのようにメンテナブルなコードを書くか - little hands' lab
  • CQRS実践入門 [ドメイン駆動設計] - little hands' lab

    この記事では、CQRSの入門として、軽量CQRS、別名クエリモデルについて解説します。 DDDの参照系処理で発生する課題 解決策 CQRSのメリット、デメリット 実装時の注意事項 部分的導入について なぜQueryServiceの定義がUseCase層なのか 整合性をどうやって担保するのか よくある誤解 データソースを分ける必要があるのか イベントソーシングとの関係 過去資料との繋がり もっと詳しく知りたい方は 現場での導入で困ったら DDDの参照系処理で発生する課題 DDDで定義されている実装パターンを使っていると、基的には永続化層との入出力はRepositoryを使うことになります。 更新系の処理ではEntityやValueObjectでドメインの知識を表現し、Repositoryを使って集約単位で永続化するという構成をとると、非常にメンテナンス性の良いものになります。 参考過去記事

    CQRS実践入門 [ドメイン駆動設計] - little hands' lab
  • 「DDDのモデリングとは何なのか、 そしてどうコードに落とすのか」資料 / Q&A - little hands' lab

    Mix Leap Study 特別編 - レガシーをぶっつぶせ。現場でDDD! コラボカンファレンス に登壇させていただいたのでで、その際の資料です。 また、当日sli.doでたくさんのご質問をいただいたので、まとめてお答えします。 発表資料 DDDのモデリングとは何なのか、 そしてどうコードに落とすのか from Koichiro Matsuoka www.slideshare.net もっと詳しく知りたい方は この発表資料の内容を、さらに詳しく解説した書籍を出しました! little-hands.booth.pm 初めてDDDを学ぶ方、もしくは実際に着手して難しさにぶつかっている方向けの書籍になっています。 迷子になりがちな「DDDの目的」や「モデル」の解説からはじめ、 具体的なモデリングを行い実装まで落とす事例を元に、DDDの魅力や効果を体感することを目指します。 このの「第2章

    「DDDのモデリングとは何なのか、 そしてどうコードに落とすのか」資料 / Q&A - little hands' lab
  • DDD Talk Meetup #2を開催しました - little hands' lab

    DDD-Community-Jpとして久々のイベントを開催しました! ddd-community-jp.connpass.com 今回は 聞くだけではなくコミュニケーションをたくさんとってもらいたい! というのを重視して、今回は会議室ではなくレストランで飲み放題、の開催としました。 そのため発表時間はかなり圧縮して5分としたのですが、発表いただいた7人の方々皆さまかなり濃い発表で、7分には収まらない情報量でした。 どれもじっくり読み返したい内容でしたので、資料提供いただきまとめさせていただきました。 LT資料 DDD以前とDDD以降、そしてRDRAへ @carotene4035さん google スライドリンク DDD導入に踏み切れない方へ送る 2層+CQSアーキテクチャ @hirodragon112さん www.youtube.com DDDなら概念層だけ触っていたい! with Cod

    DDD Talk Meetup #2を開催しました - little hands' lab
  • ドメイン知識とユースケースの違いは何か?[ドメイン駆動設計][DDD] - little hands' lab

    DDDの文脈の中で、 「ドメイン知識とユースケース(≒アプリケーションの知識)は何が違うのか?」 という疑問がよく持たれます。 この記事ではその違いを説明し、DDDのコードにどう反映するかを書きます。 あるToDoアプリの仕様 事例として、ToDoアプリの話をします。 「仕様を決める」と言ったとき、以下のように箇条書きで決めることがあると思います。(Jiraのようなチケット管理システムのチケット詳細として書いたりしますよね) ユーザー登録、非活性化ができる メールアドレスは重複登録できない タスク登録、更新、完了、未完了に戻す、延期、ユーザーへのアサインができる タスクは3回までしか延期ができない 非活性化されていないユーザーにアサインができる タスクを完了、アサインするとタスクレポートが作成される これはいわゆる「ビジネスロジック」と呼ばれて、3層レイヤーのアーキテクチャではBusine

    ドメイン知識とユースケースの違いは何か?[ドメイン駆動設計][DDD] - little hands' lab
  • 現場でDDD!のハンズオン、持ち帰ってやってみた - little hands' lab

    genbade-ddd.connpass.com こちらのイベントに参加してきました。 タイトルに「レガシーをぶっつぶせ」とあった効果か、基レガシーに立ち向かった実体験ベースの具体的な、泥臭い話が多くて非常に楽しかったです。 DDD周りって結構抽象的な話に終始してしまうことが多いので、これほど具体的な話が集まったイベントはすごく貴重だったと思います。人数も相当集まっており相当好評だったようでまたやりたい、とクロージングで話されていたので、また次回に期待したいです。 モデリングハンズオン その中で、「DDDモデリングハンズオン」というコンテンツがあり、モデリングしながらドライバーの方がライブでコードを書いていただくというとても良いコンテンツがあったので参加してきました。 そこでは携帯の月額プランをお題にモデリングをされていました。 そこで参加した内容が時間内に終わらなかったこともあり、自分

    現場でDDD!のハンズオン、持ち帰ってやってみた - little hands' lab
  • ドメイン駆動設計で実装を始めるのに一番とっつきやすいアーキテクチャは何か[DDD] - little hands' lab

    DDD連載記事 背景・前提 なぜDDD初心者はググリ出してすぐに心がくじけてしまうのかの記事で、 ネット上の文献で紹介されるアーキテクチャが様々なものとなっているのです。IDDDではヘキサゴナルアーキテクチャというものが掲げられていましたが、それを進化させたオニオンアーキテクチャ、クリーンアーキテクチャなどの有名な亜種が存在します。 これが実装に着手する際に非常に大きな混乱を呼ぶのです。文脈の理解、採用するアーキテクチャの選定に時間を取られることでしょう。 と書きました。こちらに対して、私が「一番とっつきやすい」と考えるアーキテクチャを紹介します。 前提としてですが、完全に個人的な経験に基づく私見になります。 DDDの理論の中で、アーキテクチャに関しては「エリック・エヴァンスのドメイン駆動開発」(以下原典)と実践ドメイン駆動開発(以下IDDD)とでも異なったものが紹介されており、唯一の正解

    ドメイン駆動設計で実装を始めるのに一番とっつきやすいアーキテクチャは何か[DDD] - little hands' lab
  • DDDに関する質問にバシバシお答えしました [ドメイン駆動設計] - little hands' lab

    先日、メディアマックスジャパン様(以下、MMJ様)にお邪魔してドメイン駆動設計勉強会を開催してきました。そちらで質疑応答セッションがあり、実際にドメイン駆動設計で開発をしだしたタイミングで出てきた具体的な疑問について色々お答えしました。 おそらく多くの人が同じような疑問を持たれそうな内容だったので、MMJ様の許可を得てこちらでも紹介したいと思います。 コンテキストの分け方について DBを複数コンテキスト共通でつかっていいのか? スキーマわけなくていいのか? コンテキストごとにスキーマは最低限分けることをオススメしています。詳細は以下の記事をご参照ください。 little-hands.hatenablog.com 機能ごとに切る?ユーザ種別ごとにコンテキストわけるべきなのか? コンテキストの切り方が正しいかどうか、どうやって判断すればいいか? コンテキスト設計は、従えば作れるようなフローチャ

    DDDに関する質問にバシバシお答えしました [ドメイン駆動設計] - little hands' lab
  • 境界づけられたコンテキスト 実装編 - ドメイン駆動設計用語解説 [DDD] - little hands' lab

    little-hands.hatenablog.com こちらの記事で説明できなかった、「境界づけられたコンテキストをどうやって実装に落とし込むのか?という話を書きます。 境界づけられたコンテキスト実装の基イメージ 結論からいくと、基的には、 1コンテキスト = 1アプリケーション と思ってもらってOKです。 これを基として、用途や実装コストと相談しながら少しずつ設計を組み替える検討が可能です。 1アプリケーション単位で、オニオンアーキテクチャ概略の記事で紹介したアーキテクチャを1セット揃えると思ってください。 つまり、こちらの記事で紹介した2つの境界づけられたコンテキストに対して、 以下のようにアプリケーションを2セット作ります。 ドメイン層を外界と隔離して、外部に公開するする操作を周りの層で定義するのです。 最終的に、マイクロサービス2つ作ると思ってもらって良いです。そうすると、

    境界づけられたコンテキスト 実装編 - ドメイン駆動設計用語解説 [DDD] - little hands' lab
  • ドメイン駆動設計の定義についてEric Evansはなんと言っているのか[DDD] - little hands' lab

    DDD連載記事 なぜDDD初心者はググリ出してすぐに心がくじけてしまうのか ドメイン駆動設計の定義についてEric Evansはなんと言っているのか モデルでドメイン知識を表現するとは何か ドメイン駆動設計で実装を始めるのに一番とっつきやすいアーキテクチャは何か ドメイン駆動 + オニオンアーキテクチャ概略 背景 ドメイン駆動設計について、「どうやって実装するのさ?」の前に、まずは定義について認識合わせをしたいと思います。 「ドメイン駆動設計とは何か?」 ドメイン駆動設計について興味を持った時に、一番最初に疑問に思うのがこれですね。 ところが、ググって見ると結構いろんなサイトでいろいろな書きぶりをしているんですよね・・・。 「顧客と開発者が業務を戦略的に理解し、共通の言葉を使いながらシステムを発展させる手法」 ドメイン駆動設計のメリットと始め方(Codezine記事) - 「厳しい現実の中

    ドメイン駆動設計の定義についてEric Evansはなんと言っているのか[DDD] - little hands' lab
  • モデルとは"現実世界を正しく表現したもの"ではないという話 / 境界付けられたコンテキストの必要性[DDD] - little hands' lab

    DDD連載記事 なぜDDD初心者はググリ出してすぐに心がくじけてしまうのか ドメイン駆動設計の定義についてEric Evansはなんと言っているのか モデルでドメイン知識を表現するとは何か ドメイン駆動設計で実装を始めるのに一番とっつきやすいアーキテクチャは何か ドメイン駆動 + オニオンアーキテクチャ概略 はじめに ドメイン駆動設計における「モデル」の捉え方の話と、境界付けられたコンテキストの必要性の話をします。 「境界付けられたコンテキスト」というものはドメイン駆動設計の上で非常に重要ですが理解しにくいポイントなので、その必要性と定義を理解しやすいように書こうと思います。 モデルとは? ソフトウェア開発において「モデル」「モデリング」という単語はよく聞きますが、定義について立ち止まって考えたことがない人もいるのではないでしょうか。 日語で定義をググってみると、UMLの文脈で話題になる

    モデルとは"現実世界を正しく表現したもの"ではないという話 / 境界付けられたコンテキストの必要性[DDD] - little hands' lab
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