はじめに BSDやLinuxのglibcにはftsという関数群があります。これはディレクトリ内の再帰的なファイル列挙を高速に行う関数で、lsやfindなどの実装に使われています。 Rustでこのようなファイル列挙を行う場合、std::fs::readdirで実装するか、既存のwalkdir(これも内部的にはreaddirを使っているようです)を使うことになりますが、ftsが速いらしいということで、FFIライブラリを作ってそれを使ったwalkdir相当の実装を行いました。 ちなみにglibcに依存するのでおそらくBSD(OSX含む)とLinux限定です。Windows対応が必要なら素直にwalkdirを使いましょう。 リンク crates.io ソースコード ドキュメント 使い方