衣替えの季節ですね 初夏。 それは薄着の季節の到来。 透けブラ祭りの幕開け。 不可抗力ながら視線が吸い込まれゆく、縦、縦、横の三本線。 気になる切れ長の目をしたあの子の背中。 男はいくつになっても思春期だ。 初夏。 僕は女と喫茶店で向かい合っていた。 蒸した外気温とは対照的に店内は冷房が効き肌寒く、注文したアイスカフェラテは一向に進まない。 女の肩口に見える薄桃色の紐。先日まで桜だ、エイプリルフールだと言っていたというのにもうそんな季節なのだ。 女が化粧室に立つ。見送る背中には縦、縦、横の夏の風物詩。 ・・・ ・・・ 「ブラ透けてるよ?ピンク。」 「これキャミだし~w残念でした~ww」 その理屈はおかしい。 変態「1000円あげるからブラ見せてよ(;´Д`)ハァハァ 」 女「はい///(残念!キャミだし~ww)」 これなら分かる。変態は騙されたのだ。立派な詐欺だ。悔しかろう。しかしだ。 こ