ブックマーク / globalhead.hatenadiary.com (26)

  • 冷戦下の東ベルリンを舞台にした傑作ミステリ『影の子』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■影の子 / デイヴィッド・ヤング 1975年2月、東ベルリン。東西を隔てる“壁”に接した墓地で少女の死体が発見された。現場に呼び出された刑事警察の女性班長ミュラー中尉は衝撃を受ける。少女の顔面は破壊され、歯もすべて失われていたのだ。これでは身元の調べようもない。現場にいち早く国家保安省のイェーガー中佐が来ており、やがて異例のことながら、事件の捜査がミュラーたちに命じられた。その背景には何かが?暗中模索の捜査は知らぬうちに国家の闇に迫っていく。社会主義国家での難事件を描き、CWA賞に輝いた歴史ミステリの傑作。 1975年、今だベルリンの壁が東西ドイツを二分する冷戦下の東ベルリンを舞台にしたミステリである。物語はベルリンの壁周辺で発見された少女の惨たらしい死体から始まる。主人公は東ドイツ人民警察の女性班長ミュラー、ただの殺人ではないと推理し捜査を開始した彼女の前に想像を絶する壁が立ちはだかる

    冷戦下の東ベルリンを舞台にした傑作ミステリ『影の子』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
    cocodemi
    cocodemi 2020/03/20
    チャイルド44、すごく面白かったから好きかも。読んでみようかなー
  • 現代中国SFアンソロジー『折りたたみ北京』が最高に面白い - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー / ケン・リュウ編 北京、異形の都市。この街は貧富の差により三層のスペースに分割され、24時間ごとに世界が回転・交替し、建物は空間に折りたたまれていく。緻密にして巨大なルービックキューブ型都市の社会と文化に翻弄される男の冒険を描いた郝景芳(ハオ・ジンファン)による表題作、秦の始皇帝指揮下3百万の軍隊を用いた脅威の人間計算機の顛末が語られる劉慈欣(リウ・ツーシン)「円」(ヒューゴー賞受賞作『三体』抜粋)、遺伝子改造鼠を倒すべく歩を進める隊列の闇を描いた陳楸帆(チェン・チウファン)「鼠年」など、7人の作家の13作品を、短篇の名手ケン・リュウが精選し英訳。いま最注目の中国SF、その最前線を奔る作家たちが満を持して放つアンソロジー。解説/立原透耶 傑作SF短編小説集『紙の動物園』『母の記憶に』でSF界を席巻しまくった中国アメリカ人作家ケン・リュウが編集

    現代中国SFアンソロジー『折りたたみ北京』が最高に面白い - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
    cocodemi
    cocodemi 2018/03/20
    最近本積みすぎだし控えようと思ったのに、これは買うしか
  • 2015年オレ的映画ベストテン!! - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    さて今年観たインド映画以外の映画ベストテンをお送りします。実のところ、例によって家でインド映画DVD観るのに忙しくて、今年もそんなに劇場で映画観てないんですよ。あと最近劇場に行くのが億劫になってきてねえ…。年取るとどんどん気力体力衰えてくるんですわ…。そんななので「ベスト10」なんていうのもおこがましくて、むしろ「つまんなかった映画を省いたら10ぐらいになっちゃった」程度のものです。しかも並べてみたら殆ど大作ばかりでそれほど面白味のないベストテンなんですが、どうかご勘弁を!では行ってみよう! 第1位:マッドマックス 怒りのデス・ロード (監督:ジョージ・ミラー 2015年オーストラリア/アメリカ映画) もう今年はこれ1だけで十分なぐらい超弩級の大傑作でしたね。今年No.1どころかオールタイムでベストテンに入れておきたい名作でしょう。この作品自体が今後現れる映画作品の試金石ですらあり、そ

    2015年オレ的映画ベストテン!! - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
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    cocodemi 2015/12/29
    ベストテン!
  • 英米SF賞史上最多7冠受賞作『叛逆航路』は新たなるフェミニズムSFの潮流なのか? - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■叛逆航路 / アン・レッキー ■英米SF賞史上最多7冠受賞作 ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞、アーサー・C・クラーク賞、英国SF協会賞、英国幻想文学大賞、キッチーズ賞の7冠獲得 二千年にわたり宇宙戦艦のAIだったブレクは、自らの人格を四千人の人体に転写した生体兵器〈属躰〉を操り、諸惑星の侵略に携わってきた。だが最後の任務中、陰謀により艦も大切な人も失う。ただ一人の属躰となって生き延びたブレクは復讐を誓い、極寒の辺境惑星に降り立つ……デビュー長編にしてヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞など『ニューロマンサー』を超える英米7冠、格宇宙SFのニュー・スタンダード登場! この『叛逆航路』、まずなんといっても《英米SF賞史上最多7冠受賞!》って所で「おお!」ってなりますよね。「『ニューロマンサー』『ねじまき少女』を超える受賞数!」なんて言われちゃうとさらに「おお!おお!」ってなっちゃいま

    英米SF賞史上最多7冠受賞作『叛逆航路』は新たなるフェミニズムSFの潮流なのか? - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
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    cocodemi 2015/12/17
    ダイソンきゅう!(言いたかった…)
  • 最新日本公開インド映画を網羅した『インド映画完全ガイド』が発売されたのであなたは読むがいいのです。 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■インド映画完全ガイド マサラムービーから新感覚インド映画へ / 松岡環(監修・編)夏目美雪+佐野亨(編集) ◎"マサラ・ムービー"?"新感覚派"? 「インド映画キテルらしいけど、興味はあるけどどんな映画あるか分かんないし、どれが面白いか分かんないし、そんな一所懸命探すのも面倒だし、いったいどうすりゃいいの?」と思われてるそこのアナタ。そうそう、アナタです。そんなアナタに絶好なが発売されました。これです。『インド映画完全ガイド』。サブタイトルは「マサラムービーから新感覚インド映画へ」。 「マサラってインドカレー屋で聞いたことあるな。インドだしカレー映画って理解でOK?」と思われましたか。いやカレー映画でも問題ありません。一応知ったようなことを言うとマサラとは「南アジアの料理における用語で、様々な香辛料を粉状にして混ぜ合わせた物」のことで、つまりマサラのようにいろんな要素が混ぜこぜになった

    最新日本公開インド映画を網羅した『インド映画完全ガイド』が発売されたのであなたは読むがいいのです。 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
    cocodemi
    cocodemi 2015/10/17
    ここのところけっこう見かけるし有名な作品だけでも観ようかな
  • 告別 / 母のこと - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    告別 5日の朝、通勤中に妹から「実家の母が亡くなった」と電話があった。母と同居している弟は病院や斎場の対応をしているため代わりに電話してくれと言われたという。職場に事情を告げ、急いでアパートに戻り実家へ行く準備をした。オレの実家へ行くには飛行機で一日一便、それも午前中しかない。これを逃すと翌日だ。電車だと24時間かかる。しかしなんとか準備を終え空港へ向かい、飛行機に搭乗できた。午後には実家のある町に到着、そのまま斎場へ向かう。 母の病気は去年の10月に知った。突然の激痛に倒れて救急車を呼び、緊急手術がなされた。実家に飛んだオレが聞かされたのは母が末期癌だということだった。応急的な手術はされたが、転移が激しく年齢的に摘出手術は不可能なのらしい。この時は病室に見舞いに訪れたが薬剤で眠ったままの状態で、何を話すということもなかった。意識が戻った11月にもう一度実家へ行った。母はもっても今年中であ

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    cocodemi 2015/01/10
  • 今年面白かったインド映画10選+1 (2013年公開作まで) - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    今年は自分にとって「インド映画元年」ともいえるようなインド映画にはまりまくった1年でした。当に衝撃的な出会いでしたね。詳しくはここのエントリーで書きましたが、もうほとんど毎日、朝から晩までインド映画を観ていましたよ。この間ざっと観た数を数えたら、100に迫る勢いでした。そしてそのどれもが面白く、また興味深い作品だったんです。しかしそれでも、まだまだ観るべき作品を観ていないような気がしてならず、まだまだ知識が浅いものであるように思えて、インド映画探訪の旅はどうにも終わりが見えません。 そんな今年観たインド映画の中から、心に残った10作を選ぼうと思いましたが、並べてみると新しい作品、分かり易い作品が多くなりました。この辺はにわかインド映画ファンの選びそうな作品ということで生暖かく傍観してあげてください。また、「あれが入ってない」「100観てこの程度か」「ヒット作ばっかりじゃん」等の意見

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  • 2014年・オレ的映画ベストテン - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    さてさて、年末恒例の「映画ベストテン」となりましたが、…ええと、今年オレ、あんまり劇場で映画観てません。春頃から殆ど、インド映画漬けになっていて、ハリウッド話題作とか全然観る暇がなかったんですよ。暇がなかった以上に、ハリウッド映画に興味が失せた、というのもあるんですけどね。さらに、たまさか観たハリウッド話題作がどれもこれもうんざりさせられるような作品ばっかりだった、というのもありますね。 なんて言うんですかね、もうホント、「殺してばっかり」とか「壊してばっかり」とか、どうでもよくなってしまいましてね。もうオレもいい歳なんで、生かすこと・生み出すこと・幸福であること、そういったことのほうに価値を感じるんですよ。もう「観ていて何も考えなくていい作品」に耐えられなくなってしまったんです。まあなにしろ年寄りの言ってることなので、若い方はどんどん殺してばっかりとか壊してばっかりとか超人ヒーローの映画

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  • 親の因果が子に報い!?因果・因果・因果鉄道の夜!〜映画『インターステラー』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■インターステラー (監督:クリストファー・ノーラン 2014年アメリカ映画) クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』観たがオレにはまるでダメだった。 以下ネタバレしまくりにてよろしく。 いろいろあるがまず「登場人物がドイツもコイツもメソメソしまくりやがっている」というのに神経逆撫でされた。 メソメソしてる暇あったら仕事しろよ仕事。人類は明日滅ぶかもしんねえんだろ。 惑星探査プロジェクトが行き当たりばったり過ぎる。基地に忍び込んだ奴雇うなよ。現地着いてから揉めてんじゃねえよ。先発隊も惑星データちゃんと送れよ。仕事しろ仕事。 地球を救う為に宇宙に出たくせに任務始まったばかりの段階でもう帰ることばっか考えてる主人公。お前はお母さんがいないから帰りたいって泣いてる子供か。 決死の任務なのに覚悟ってもんが足んねえんだよ!男だろお前。あと仕事しろ仕事。 それと「時空を超越した父娘の情愛」

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  • オレ的アニメ映画ベストテン - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ワッシュさんの「アニメ映画ベストテン」に参加します。 今回オレの「アニメ映画ベストテン」では、アート・アニメ、ユーロ・アニメを中心に選んでみました。お馴染みの定番作品でもよかったんですが、いい機会なので自分がこれまで観て面白かったアート・アニメ関係をひとまとめにすることで、このジャンルに馴染のない方に多少なりとも関心を持ってもらいたかったんです。まあ実際自分もこのジャンルのアニメを全て観ているわけではなく、また自分の好みからヘルミーナ・ティールロヴァーやイジー・トルンカらチェコ・アニメの巨匠の作品は抜けているんですが、何かの参考にしていただければ嬉しいです。では行ってみよう! 1位:話の話 (監督:ユーリ・ノルシュテイン 1979年ロシア映画) ユーロ・アニメーション界で最も重要な存在といえばユーリ・ノルシュテインをおいて他にいないでしょう。そのノルシュテインによる至宝の作品『話の話』は、

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  • グログロゲロゲロのサバイバル・ホラー〜ゲーム『サイコブレイク』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    『バイオハザード』の生みの親であり、現在ゼニマックス・グループの開発スタジオTango Gameworksを率いるゲームデザイナー、三上真司氏による新たなホラー・ゲーム、『サイコブレイク』をプレイしております。 主人公の刑事・セバスチャンは、市街地に建つアサイラム(精神病院)で発生した謎の大量死亡事件を調査すべく、相棒のジョセフ、後輩のキッドとともに病院を訪れる。だが彼は、捜査の途中で意識を失い、目を覚ますと眼前には、腐臭に満ちた世界が広がっていた。襲い来る異形の化物たちと、精神病院とは思えない風景。彼はいったい、どこに迷い込んだのか。“何もわからない”という恐怖と孤独に、男は追い詰められていく……。 (サイコブレイク - PlayStation.com) とまあ、"どことも知れぬ悪夢の如き世界"にとりこまれ、そこでゲロゲロでグチャグチャなクリーチャーたちから逃げたり戦ったりしながら進めて

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    cocodemi 2014/11/03
    ホラーだから敬遠してたけど、ステルスかあ。ちょっとやってみたい…。
  • 『高い城の男』の続編として予定されていたP・K・ディックの未訳長編〜『ガニメデ支配』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■ガニメデ支配 / P・K・ディック & レイ・ネルスン 星間戦争に敗北し、ガニメデ人に占領された地球。だが人類には希望があった。テネシーの山中で、戦前から抑圧されてきた黒人たちを率いる抵抗勢力の指導者が反撃の機会を窺っていたのだ。その彼を取材するため元恋人のテレビ司会者が訪れる。一方、異端の天才精神科医が開発したものの、だれも使用したことのない最終兵器が発見された。種の生存を賭けた幻視大戦。邦初訳長編。 P・K・ディックの未訳長編がまたもや訳出されてファンとしては嬉しい限りだ。しかもこの長編、レイ・ネルソンというSF作家との共作なのだという。タイトルは『ガニメデ支配』、1967年の作であり、これは『逆回りの世界』『ザップガン』(1966年)の後、そしてあの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(1968年)の前に書かれた作品ということになる。そしてこの作品、今まで未訳だったにもかかわら

    『高い城の男』の続編として予定されていたP・K・ディックの未訳長編〜『ガニメデ支配』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
    cocodemi
    cocodemi 2014/10/26
    これは読まなくちゃ!ここのとこPKDきてるなあ。
  • 2011年〜2013年インド映画ボックスオフィス・トップ10作品全30作レヴュー - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    2011年から2013年までの3年間に渡るインド映画ボックスオフィス・トップ10作品30作品を全て観て、その全てのレヴューを書いた。ここでその作品とブログでのレヴュー記事のリンクを貼っておく。内容としては以前書いたブログ「オレとインド映画〜あるいは如何にしてオレはハリウッド作品を観るのを止めインド映画に傾倒したのか」と重複するのだが、ここで改めて紹介する形にさせてもらった。 さてレヴューとは言っても、オレはインド映画を意識して観始めてから半年にも満たない【にわか】である。インドにもインド映画にも知識の浅い人間である。だから古くから愛情を持ってインド映画に接し、知識造詣の深い多くの方から見ると浅はかであり理解の足りない素人感想であることは重々承知している。それを痛感しつつレビューを書き続けてきたのは、自分がそうであったように、インドのことをよく知らないでインド映画をこれから観ようとする方の

    2011年〜2013年インド映画ボックスオフィス・トップ10作品全30作レヴュー - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
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    cocodemi 2014/10/04
    これはすごいまとめ。/余談だけどタイやアジア圏のSF小説はたまに見るけど、インドSFって映画でも見たことないかも。神秘の国だ。
  • フランス・コミック界伝説のSF大作、『アンカル』を読むべし。 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    ■L'INCAL アンカル / アレハンドロ・ホドロフスキー、メビウス R級ライセンスを持つさえない私立探偵ジョン・ディフールは、ひょんなことから宇宙の命運をつかさどると言われる謎の生命体“アンカル”を手に入れる。アンカルをめぐり、政府、ゲリラ組織、宇宙征服をたくらむ異星人など、さまざまな思惑が交錯し、ジョンは図らずも光と闇をめぐる壮大な宇宙抗争に巻き込まれていく。はたしてジョン・ディフールの運命は?カルト映画の巨匠ホドロフスキー原作!フランス発、衝撃のスペースオペラ・コミックがついに登場。 メビウスといえばフランス・コミック(バンドデシネとかBDとか言われますな)の大御所中の大御所であり、大友克洋をはじめとする日のコミック界に多大なる影響を与えたアーティストである。また、映画「エイリアン」のコスチューム・デザイン、「フィフィス・エレメント」のコンセプト・デザインも手掛けた優れたデザイナ

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    cocodemi 2014/07/27
  • 言葉の障壁、人種の障壁、女であることの障壁〜映画『マダム・イン・ニューヨーク』を「女性映画」と決めつけてはいけないこれだけの理由 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■マダム・イン・ニューヨーク (監督:ガウリ・シンデー 2012年インド映画) ニューヨークに住む姪の結婚式の為、インドからやってきた主婦シャシ(シュリーデーヴィー)。しかし彼女は英語が大の苦手であり、家族からも笑いの種にされ、ニューヨークの街でも災難続き。しかし彼女は決意した。英会話を習って、立派に英語を話せるようになろうと。 この映画は、一人のインド人主婦が困難を乗り越え自分自身の素晴らしさに気付くという物語であり、その主人公の女性ならではの心の機微を描く作品であり、脚も務める女流監督ガウリ・シンガーによるデビュー作にして大ヒット作であり、「インド映画史100年におけるNo.1女優」とさえ謳われる美貌の人気女優シュリーデーヴィーの、結婚後半ば引退しつつ15年を経た復帰作であり、彼女の着こなす色鮮やかなサリーの美しさが話題の一つとなった映画であり、そういった部分で「女性映画」として人気

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  • 【ブログ10周年記念企画】しょーもないブログを10年書き続けたオレが明かす、誰にも何の役にも立たない9つのブログ作法! - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    どーも。この間、益体も無いブログをダラダラ続けてたらなんと10年になっちゃったよ!びっくりしたなあもう!と鬼瓦権蔵状態(知ってる人いるのか?)になっていたフモでございます。「石の上にも三年」なんてェことわざがありますが、これが10年だと「十年選手」だの「十年一日」だの、「10年やってもなんにも変わんねーヤツだなこの老害!」という意味の、あんまりいい風に取られない年数になってしまうんですな。全く寂しい限りでございます。 さて日は、この弱小ブログの10周年記念といたしまして、『しょーもないブログを10年書き続けたオレが明かす、誰にも何の役にも立たない9つのブログ作法!』をお送りしたいと思います。この10年、ブログ主であるオレはどんなやり方で、どんなことを考えながらブログを書き続けてきたのか?というお話なんですが、10年続けてもこの程度のブログですから、これを読んだからといってたちまち人気ブロ

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    cocodemi 2014/05/02
    10周年おめでとうございます。私も6の書きながら掘り下げていくタイプですね。長文なのに読みやすくていいなあ。
  • 『ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突』を観た - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    お正月は米ファンタジー系TVドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突』のBlu-ray、6枚組全10話を観てました。これ、発売日に買ったんですが、お正月に観ようと思ってずっと封印してたんですよ。 第二章のお話はこんな感じ: 激震が走る「第二章」 戦火の火ぶたが切って落とされる!壮大なる物語の序章は、ドラゴンの誕生によって幕を下ろした。王位奪還を目指し、激動の<五王の戦い>が今、始まる! 壮大なる序章を経て、ついにウェスタロス全土を揺るがす戦乱の火蓋が切って落とされた第二章は、これまで以上に戦記の色が濃くなり、玉座を狙う者たちの熾烈な戦いが繰り広げられる。海軍大臣だったスタニス・バラシオンは、拠地ドラゴンストーンで自らこそ正統なる後継者と名乗りを上げ、キングズ・ランディングへと進軍。彼の弟レンリー公もタイレル家と手を組み、玉座を狙う。北の王を宣言したロブ・スタークはラニスター軍

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    cocodemi 2014/01/11
    面白そうだけど内容把握するの大変そうだな…
  • 2013年オレ的映画ベストテン!! - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    というわけで毎年恒例の『オレ的映画ベストテン!!』に行ってみたいと思います。今年も大作・話題作が目白押しでしたが、個人的にはちょっと映画疲れしてきた部分があり、一ヶ月ほど劇場に足を運ばなかった時期もありましたが、まあなんとか10作品選ぶことが出来ました。では行ってみよう! 1位:ジャンゴ 繋がれざる者 (監督:クエンティン・タランティーノ 2012年アメリカ映画) 今年いろいろ観た映画の中で、物語性、アクション、問題提起のあり方、配役の素晴らしさ、視覚的な強烈さなど、様々な要素が最もバランスよく盛り込まれ、そして面白く観ることのできた作品はやぱりこれでしょう。物語の主題はしいたげられたの者の怒り、愛するものの救出、そして報復と、感情に生々しく訴えかけるシンプルなものであるにもかかわらず、決して扇情的なだけの物語で終わることなく、濃厚で深みのある演出が冴えわたる作品として仕上がっていました。

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  • 2013年:今年面白かったゲーム - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    〇トゥームレイダー トゥームレイダー 【CEROレーティング「Z」】 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2013/04/25メディア: Video Game クリック: 5回この商品を含むブログ (1件) を見る今年プレイした中で一番楽しかったのはこの新生『トゥームレイダー』でした。 で、今回の『Tomb Raider(トゥームレイダー)』、アクション・ゲームとしては『アンチャーテッド』に非常に近いものを感じさせます。『アンチャーテッド』が『Tomb Raider(トゥームレイダー)』に敬意を表したトレジャー・ハンター・ゲームだということを考えると面白いですね。謎解きと戦闘が半々ぐらいですが、設定にもよりますが凶悪な難易度というものではありません。銃の弾数やライフゲージなどのGUIを廃したのも今風ですよね。しかし『アンチャーテッド』との違いはゲーム世界の暗さや敵の非情さで

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  • オレ的SF映画ベストテン! - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    というわけで前回の勿体ぶった前置きに続き、やっとワッシュさん提供:「SF映画ベストテン!」に行ってみたいと思います。 1位:地球に落ちてきた男 『地球に落ちてきた男』は、滅亡に瀕した故郷の惑星を救うために、たった一人で地球に訪れた異星人の孤独と漂泊の物語だ。この映画は、「自分の居場所はここではなく、どこか他の場所にあるのかもしれない」ということ、そして「でもだからといって、そこにはもう帰れないのかもしれない、自分は、場違いな場所で生き続けるしかないのかもしれない」というテーマを描いていた。「愛してくれている人は当は君の事なんて何も理解してなくて、そして、当に愛していた人達は、もうとっくに死んでしまっているのかもしれない。」、そして、「つまり、君は一人ぼっちで、孤独で、理解不能な有象無象の中で、一人で生きなくちゃならない」という《孤独》についての物語であり、「音楽を作ってみた。死んでしま

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