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ブックマーク / logmi.jp (26)

  • 「尖った人ではなく、暗黙知を形式知に変換する人がほしい」 “均質人材”を育成してきた日本でこれから求められる能力とは

    「プログラミングを学ぶ」ではなく「要件定義を学ぶ」 田中邦裕氏(以下、田中):あと13分ぐらいになったので、今後の展望にいきたいのですが、その前に、質問が7個ほど来ているので、みなさんに聞きたいと思います。 一番投票数が多い質問が、「非エンジニアAIを使ったスマホアプリを作りたいんだけれども、プログラミングをそもそも学ぶべきか?」という質問です。 生成AIがある今、何をどのように学ぶべきなのか。プログラムを学ぶべきなのか、それ以外になにか手段があるのか。目的によっても違うのですが、ざっくりとしたこの質問に対して、なにか答えられる方はいますか? 比戸将平氏(以下、比戸):じゃあ、私から。 田中:はい、お願いします。 比戸:先週ぐらいに、NVIDIAのジェンスン(Jensen Huang氏)が、「今後はAIがプログラムを書くから、もうプログラムを学ぶ必要はないよ」と発言したのが切り取られて、

    「尖った人ではなく、暗黙知を形式知に変換する人がほしい」 “均質人材”を育成してきた日本でこれから求められる能力とは
  • なぜかずっと疲れている人に足りないのは「攻めの休養」 “ただ休む”だけでは回復しない、生産性を高める休養のコツ

    20年間「休み方」について研究している片野秀樹氏の著書『休養学』の刊行記念イベントが透明書店で開催されました。科学的に正しい休養法について、書の内容に沿ってポイントを紹介しました。記事では、休んだつもりなのに疲労が取れない人におすすめな“効果的な休養のコツ”を解説します。 前回の記事はこちら 活動・疲労・休養の「3つのサイクル」 片野秀樹氏(以下、片野):疲労感はマスキング(masking:覆い隠す)できるんですね。例えば、栄養ドリンクを飲んで「今日、がんばろう」という方もいらっしゃるかもしれません。あるいは何かモチベーションを持って、「自分が使命感を持ってやらなければならない」となると、一時は疲労感をマスキングできるんです。 その時の活動能力は下がっているんですが、マスキングしながら活動してしまう。がんばらなければならない時もあると思うので、これは一時的には必要だと思うんですが、ずっ

    なぜかずっと疲れている人に足りないのは「攻めの休養」 “ただ休む”だけでは回復しない、生産性を高める休養のコツ
  • 成功したチームは、生産性の低いチームより「ミスが多い」 心理的安全性の生みの親が気づいた、高パフォーマンスチームの真実

    How Teams Can Skip the Drama and Embrace Healthy Conflict 成功したチームは、生産性の低いチームより「ミスが多い」 心理的安全性の生みの親が気づいた、高パフォーマンスチームの真実 世界的なイノベーション&クリエイティブの祭典として知られる「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)」。2024年も各界のクリエイターやリーダー、専門家らが多数登壇し、最先端のテクノロジーやプロダクト、トレンドについて講演を行いました。記事では、作家でハーバード・ビジネス・レビュー編集者のエイミー・ギャロ氏のセッションの模様をお届けします。心理的安全性の3つの柱や、メンバーが失敗を報告した時の返し方などを語りました。 前回の記事はこちら 職場におけるゴシップの良い面 エイミー・ギャロ:健全な対立を増やすための戦術の3つ目は、ルールを設定することです。私たち

    成功したチームは、生産性の低いチームより「ミスが多い」 心理的安全性の生みの親が気づいた、高パフォーマンスチームの真実
  • ストレスを抱えながら、気合と根性で働く人が見落としているもの 仕事や人生がうまくいく「ごきげん」をつくる習慣 

    集中力の向上のために、テアニンとカフェインを同時に摂取できる抹茶が効果的であるという研究結果が発表されています。世界を舞台に抹茶の飲用を拡げるスタートアップ「CUZEN MATCHA(空禅抹茶)」が開催したイベントでは、スポーツドクターの辻秀一氏をゲストに迎え、自分の心を整え、パフォーマンスを発揮するための方法をお届けします。記事では、これからの時代を生き抜くためのライフスキルについてお伝えします。 前回の記事はこちら ビジネスや人生の根幹に必要なもの 辻秀一氏(以下、辻):(不機嫌な状態になると)イマジネーションやクリエイティビティも落ちます。これからの時代はとにかくイマジネーションやクリエイティビティが大事なので、言われたことをただやってるだけでは駄目です。そして、これは実行力にもつながります。なのでビジネスや人生の根幹には、機嫌良くリラックスしているフローの状態が大事なんです。

    ストレスを抱えながら、気合と根性で働く人が見落としているもの 仕事や人生がうまくいく「ごきげん」をつくる習慣 
    cocoronia
    cocoronia 2024/04/02
  • できる人は「メルカリすごい」「UbarEatsすごい」で終わらない スティーブ・ジョブズも指摘した、現象の「構造理解」の重要性

    中小ベンチャー企業での社外No.2、パートナーCFO®を広く一般に普及することを目的とする、一般社団法人日パートナーCFO協会が主催するイベントに、ベストセラー『起業の科学』の著者で、スタートアップアドバイザーアカデミーを創設した田所雅之氏が登壇。「スタートアップのメンタリング」をテーマに、「知見」の5つのレベルや、いいメンターになるための18項目などが語られました。 「知見」の5つのレベル 質問者1:経営者の支援をしていて、「課題は? 仮説は?」とめっちゃ聞かれるんですけど、経営者側も若干「会社経営をやっていない人にいろいろ言われても」みたいな感じになっていて、うまいようにいかないなと思っています。 田所雅之氏(以下、田所):単に答えを出すだけだったら、ChatGPTに聞けばわかるんですけど、これからは誰が言うかが大切です。「この人に言われるから腹落ちする」みたいに。 メンター側も追体

    できる人は「メルカリすごい」「UbarEatsすごい」で終わらない スティーブ・ジョブズも指摘した、現象の「構造理解」の重要性
  • 子どもがゲームやスマホに依存するのは「時間感覚」が未熟だから 躾ではなく仕組みで解決する、子どもの時間管理の5ステップ

    認知行動療法の専門家、中島美鈴氏の新刊『脱ダラダラ習慣! 1日3分やめるノート』の刊行記念イベントの模様を公開します。SNSゲーム、お酒など、やめたいのにやめられない「ダラダラ習慣」から抜け出す方法について、認知行動に基づいた理論で解説します。記事では、「子どもが時間管理できるようになるには?」など、参加者からの質問に答えました。 「ダラダラしてしまう」「目標がコロコロ変わる」の悩みの根は同じ 中島美鈴氏(以下、中島):では4つ目の質問が来ているんですが、ちょっと事前質問の方に答えたいので後回しにさせてもらっていいでしょうか? 事前質問の中でこういう質問があったので、ちょっとこのスライドを見ながら紹介します。2つまとめたいと思います。「どうしてもダラダラしてしまう」「先延ばししてしまうのをやめられません」と。 「ものぐさなのは性格だからなのかなと諦めています」という質問と、もう一方、「

    子どもがゲームやスマホに依存するのは「時間感覚」が未熟だから 躾ではなく仕組みで解決する、子どもの時間管理の5ステップ
  • 「透明なコーラ」が、1年で生産中止の“大コケ”で終わった理由 行動経済学から見る、消費者に理解されない商品のメカニズム

    株式会社スパイスボックスが主催したセミナー「行動経済学の視点を切り口に紐解く、消費者の新たな行動様式」。セッションでは、「緑の珈琲がアリで無色のコーラがダメな理由」と題し、行動経済学研究の第一人者である、東京大学大学院 経済研究科・経済学部 教授、阿部誠氏の講演の模様をお届けします。記事では、わずか1年で生産中止になった「透明なコーラ」の事例をもとに、消費者に受容されにくい商品の特徴について、行動経済学の視点からひもときます。 価格を上げることで、むしろ需要が上がる商品もある 阿部誠氏:東京大学経済学部の阿部誠です。「緑の珈琲がアリで無色のコーラがダメな理由」という今日のタイトルを、行動経済学とマーケティングに絡めてご紹介したいと思います。 行動経済学は、最近よく聞くバズワードのようになっていますが、比較的新しい学問です。1980年頃に、伝統的な経済学に心理学を導入して始まったと言われ

    「透明なコーラ」が、1年で生産中止の“大コケ”で終わった理由 行動経済学から見る、消費者に理解されない商品のメカニズム
    cocoronia
    cocoronia 2023/02/18
    透明コーラの説明に納得がいかない。透明な刺激物にはサイダーがあるだろ。透明だから刺激がないと思う理由がない。単にサイダー味だと思われたか、透明に魅力が足りないとか、広告が下手とかじゃないの?
  • ドラッカーが50年間続けてきた「自分の強み」を見つける方法 仕事のやりがいが生まれる、夢と強みの関係性

    創業社長の「ちゃぶ台返し」は、理屈に勝ることがある 坪谷邦生氏(以下、坪谷):私はいろんな会社に関わらせていただく中で、創業社長がいらっしゃる中小企業だと、何か対立が起きた時に「とはいえ社長の会社である」と決めて動いたほうが、物事がポジティブなほうに動いていくという経験を何度もしています。そこは理屈じゃないんですよね。 理屈では従業員が言っていることのほうが合っていたり、ほかの役員が言っていることのほうが市場環境的に良さそうでも、社長が「いや、なんか違うと思うんだよ」と言ってちゃぶ台をひっくり返したことに従ったほうがうまくいくことが多くて。「なんでだろうな」とずっと思っていました。 やはり社長という人格で担保しているほうがうまくいくんだと思って、私は「人格的担保」という言い方をしていたんですが、ソース原理で説明したほうがずっと早いし、伝わりやすいなと思いました。 継承の話もすごくわかります

    ドラッカーが50年間続けてきた「自分の強み」を見つける方法 仕事のやりがいが生まれる、夢と強みの関係性
  • 「目標管理への向き合い方」で、組織は4タイプに分かれる 多くの人が気づいていない、目指すべきたった1つのタイプ

    人気シリーズ『図解 人材マネジメント入門』や『図解 組織開発入門』の著者であり、企業の人材マネジメントを支援する株式会社壺中天の坪谷邦生氏が、MBO(目標管理)をテーマとした新刊の発行にあたり、各界のエキスパートと対談を行います。第10回は、株式会社令三社の山田裕嗣氏とNPO法人 場とつながりラボhome’s viの嘉村賢州氏とともに、「目標管理」で個人と組織がすれ違う要因と、その解決策を探ります。記事では「目標管理がうまくいっている人・そうでない人」の違いや、企業に見られる4通りのタイプについて解説しました。 個人と組織が信頼関係を持って進んでいくには 坪谷邦生氏(以下、坪谷):今回は「目標管理(MBO)とソース原理」というテーマでお話ししていきたいと思っています。まずは私から、目標管理について考えていることをお話しさせていただきます。 私は企業人事やその支援を行ってきましたが、個人と

    「目標管理への向き合い方」で、組織は4タイプに分かれる 多くの人が気づいていない、目指すべきたった1つのタイプ
  • 「あいつに負けたくねぇな」という“健全な嫉妬”が成長のエネルギーになる 自身の普通や常識を形作るコミュニティの重要性

    技育祭は「技術者を育てる」ことを目的としたエンジニアを目指す学生のための日最大のオンラインカンファレンスです。ここで登壇したのは、LayerX・代表取締役CTOの松勇気氏。キャリア選択に後悔しないために必要な考え方について発表しました。全4回。3回目は、人間に大きな影響を及ぼす「コミュニティ」について。前回はこちら。 私たちの“普通や常識”は「コミュニティ」によって決められている 松勇気氏:これがとても重要です。「コミュニティ」。人間はネットワーク的な生き物というか、コミュニティ的な生き物だと思っています。 すごく変な話をするのですが、人間の脳みそはシナプスとシナプス、脳の神経同士が接続されてネットワークを作って、その間のコミュニケーションで学習していく、ある種の大きな神経の塊です。そこでは電気信号でやり取りしていますが、実は僕ら人間のいわゆる脳みそ同士も、言語やいろいろな信号を通じ

    「あいつに負けたくねぇな」という“健全な嫉妬”が成長のエネルギーになる 自身の普通や常識を形作るコミュニティの重要性
  • 「きっかけ」しか与えない上司のもとで、挑戦は増えていかない 心理的安全なチームをつくる「お返し言葉」の重要性

    「NG言葉」で考える、心理的安全性のこわしかた 原田将嗣氏(以下、原田):続いて、心理的安全性のこわしかたもお伝えしてみたいなと思っています。 みなさんはすでに心理的安全な場を経験しているのに「なんでこわしかたを聞かなければいけないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。けれども、実際に心理的安全性の低い状態、心理的非安全な職場やチームのことを考えていくと、心理的安全性を下げる方法も見えてくるなと思っています。 心理的非安全な職場チームを一言で言うと、罰とか不安、それも日常的に行われる小さな罰や小さな不安が、チームの中で与え続けられている、そんな状態を、心理的安全性の低い状態と呼んでいます。ほとんどの罰とか不安は、コミュニケーションによって与えられると思っています。コミュニケーションとは、言葉とか態度ですよね。 なので実際に不安とか罰になる、心理的安全性を下げる要素とは、言葉とか態

    「きっかけ」しか与えない上司のもとで、挑戦は増えていかない 心理的安全なチームをつくる「お返し言葉」の重要性
  • 脳科学者・中野信子氏が説く「地頭」と「教養」の遺伝的な違い 脳の仕組みから考える、30代までの「環境」の大切さ

    上智大学で行われた脳科学者・中野信子氏の講義の模様をお届けします。今回のテーマは「遺伝と環境」。最終回のパートでは、生後の環境要因が子どものストレス耐性や知能にどのように影響するのか、脳の仕組みとともに語られました。 生後の「環境要因」は、子どもにどんな影響を及ぼすか 中野信子:話を戻しますが、生後の環境要因について。これは遺伝と関係ありません。20年ほど前にミーニーという人が研究した内容です。ラットは哺乳類なので、お母さんラットは子どもに毛づくろいをします。そのうち、子どもの毛づくろいをよくするお母さんと、あまりしないお母さんの両方がいるんですね。 お母さんラットからたくさん毛づくろいを受けたり、お母さんラットによく舐めてもらったりした子どもラットは、成長後のストレス耐性が高い、不安傾向が低いということがわかりました。 どうも毛づくろいされなかった子どもラットちゃんたちと比べると、海馬

    脳科学者・中野信子氏が説く「地頭」と「教養」の遺伝的な違い 脳の仕組みから考える、30代までの「環境」の大切さ
  • 人は成功すれば外側が充実し、失敗すれば内側が成熟する 『ジーニアス・ファインダー』著者が語る「自分」という考え方

    大人の自分らしいライフシフトを支援する「ジーニアス・ファインダー」は、30代40代に向けて実践法を伝える無料セミナーを開催しています。今回はその中から「30代・40代。“悪くない”を抜け出して“ほんとうの”自分を生きたいあなたへ。最高の人生のつくりかた」の模様をお届けします。最終回の記事では、後半の山口揚平氏の講演を公開。山口氏が考える「自分とは何か」「決断の質とは何か」が語られました。 後悔しない人生はない 山口揚平:そんなかたちで、僕にとっての一番のライフシフトは30歳でした。30歳でどう会社を辞めるかという問題があって、ひたすら悩んだ。コンサルティングとか、投資ファンドとか、そういうキャリアから、僕はその道を踏み外して教育というところを行ったんです。 決断はどうしたのか、その結果として何を得たのか、何を失ったのかという話をしたいと思います。「後悔しない人生はない」と言っています。

    人は成功すれば外側が充実し、失敗すれば内側が成熟する 『ジーニアス・ファインダー』著者が語る「自分」という考え方
  • なぜ40歳を越えると「やる気」が出ないのか? 「中年の危機」を乗り越えるためのエンジンの回し方

    毎年恒例、サイボウズ株式会社主催の総合イベント「Cybozu Days」が2021年も開催されました。今回のテーマは「LOVE YOUR CHAOS」。クラウドサービスの活用事例から中年の生き方まで、幅広い“カオス”なセッションを行いました。記事では「中年エンジンの見つけ方 『24時間戦えますか』から『40年間楽しめますか?』へ」の模様を公開。中年が抱える「やる気がでない」という問題。その原因と解決策について、議論が繰り広げられました。 なぜ中年になるとやる気が出ないのか? 野水克也氏(以下、野水):ここから題です。そもそもやる気が出ない問題どうするかという題に今から突っ込んでいきたいと思います。 今回「中年エンジン」というタイトルにしているんですが、それを図にしてみました。なぜ中年になると自分の力でなかなか(エンジンを)ブーンと回せないのか。やる気が出ないのか。 これは僕の論なんで

    なぜ40歳を越えると「やる気」が出ないのか? 「中年の危機」を乗り越えるためのエンジンの回し方
    cocoronia
    cocoronia 2022/01/14
    冒頭しか読んでないけどな、歳取ったからです。40ってもう野生動物なら寿命だよ。生きるのシンドイ。
  • 年収が高い職業が、必ずしも社会的価値を生み出すとは限らない 山口揚平氏が指摘する「ビジネスの本質」のズレ

    テクノロジー時代のウェルビーイングを考えるマインドフルネスの国際カンファレンス「wisdom 2.0 Japan」が開催されました。今回は、「2030年の世界と僕たちのジーニアス〜いまと未来を観るための解像度の高め方」をテーマに行われた、『ジーニアスファインダー 自分だけの才能の見つけ方』著者・山口揚平氏の講演の模様をお届けします。記事では、ものごとの質を捉える「考えること」とはどういうことか、現代の「ビジネス」が来の意味と変わってきてしまっている問題などについて語られました。 徹夜で調べ上げたレポートを「いらない」と言われた新人時代 司会者:では山口揚平さん、ご準備よろしいでしょうか。 山口揚平氏(以下、山口):よろしくお願いします。 司会者:お願いします。最新の揚平さんの頭の中をちょっと覗かせていただきたいなと思っていますので、ぜひよろしくお願いします。 山口:よろしくお願いし

    年収が高い職業が、必ずしも社会的価値を生み出すとは限らない 山口揚平氏が指摘する「ビジネスの本質」のズレ
  • 「勉強するのは何のため?」教育哲学者が提示する1つの答え 「勉強なんて役に立たない」と言う人が陥っている「思考のワナ」

    難病・拡張型心筋症を患うきかちゃんの心臓移植手術に向け立ち上がった「きかちゃんを救う会」。そのチャリティーイベントとして、教育哲学者・苫野一徳氏による講演会が開催されました。テーマは「勉強するのは何のため?」。誰もが一度は考えた「なんで勉強しなきゃいけないんだろう」という問いに対して、哲学の視点から苫野氏が解説します。記事では、苫野氏が考えるその答えと、その前に気をつけておきたい2つの「思考のワナ」が語られました。 21世紀最高の哲学者の1人・竹田青嗣との出会い 苫野一徳氏:少しだけ、哲学者ってどういうふうに勉強するのかというお話もしたいなと思うんですけど。 私は、竹田青嗣は21世紀の最高の哲学者の1人だと思っているんですけど、まだ世界に出ていない。早く英語の翻訳書が出て、世界の哲学者たちに読まれたら、「あぁもうこの人は今、哲学の一番先頭を、他の哲学者たちを周回遅れにするぐらいで走ってる

    「勉強するのは何のため?」教育哲学者が提示する1つの答え 「勉強なんて役に立たない」と言う人が陥っている「思考のワナ」
  • 繰り返される部下の問題行動、原因は上司の「問い方」にあった これからの時代に求められる、適切な問いを導く力

    リモートワークの普及によって、社員からの積極的な発言が減少したり、仕事を頼みにくくなるなど、さまざまな課題が浮かび上がっています。社員の力を引き出すために有効な「自走型組織」を目指すためには、どのような力が求められているのでしょうか。記事では、これからの時代に求められる「問い」の力とは一体どのようなものなのか、株式会社クエスチョンサークル代表取締役の宮寿氏が解説しています。 これからの時代は「適切な問い」を持つ力が重要 宮寿氏:私が大学受験をしていた頃の25年くらい前なんかは、知識を持っている人が優秀とされて、ビジネスの場面においても、いろんな知識を持っている方、経験の蓄積がある方が重宝されるような時代だったと思うんですけれども。 これからの時代は、必ずしも自分が知識を持っていなくても、適切に問えることが重要です。ここで間違った問いをしてしまうと、しかるべき情報が得られないわけですね

    繰り返される部下の問題行動、原因は上司の「問い方」にあった これからの時代に求められる、適切な問いを導く力
  • コロナに関係なく、私たちの働き方はとっくに「限界」だった 日本人が知らない、人口ボーナス期・オーナス期の「勝てるルール」の違い

    株式会社ワーク・ライフバランスが主催したイベントに、代表取締役社長の小室淑恵氏が登壇。オンライン会議の課題である「発言が偏る」「ホワイトボードが使えず話がまとまらない」「相手の反応が見えない」といった事例を挙げながら、心理的安全性の高い組織作りの秘訣を解説しました。 発言が偏る、話がまとまらない……オンライン会議の悩み 小室淑恵氏:今日、事前にみなさまからアンケートをいただきました。そこに、オンライン会議の課題をたくさん書いていただきました。「一部の人に発言が偏る」、これはかなり多くの方が書いていらっしゃいました。「リアル会議よりも時間が長引いてしまう」、一日中会議になっちゃう、なんて方もいました。 「議論の発展・ブレストが難しい」。言葉を重ねて、どんどん発言していくことが難しい。リアルだったらホワイトボードにまとめていきますが、これができないので「話がまとまらない」であるだとか、今、人事

    コロナに関係なく、私たちの働き方はとっくに「限界」だった 日本人が知らない、人口ボーナス期・オーナス期の「勝てるルール」の違い
  • なぜ日本は「実感としての豊かさ」を感じにくいか 「幸せ」に決定的な影響を与える要因と、3つの社会的条件

    今年、2021年は経済産業省が掲げる「DXファースト期間」の幕開けの年。この機を逃し、失われた10年を繰り返すのか、再び世界で戦うために行動に移すのかが注目される1年です。そんな中「日企業のDXを更に加速させる“出会いの場”の提供」を目指して開催されたイベント「Sansan Evolution Week 2021 Spring - The Dawn of DX -」から、予防医学研究者/博士(医学)石川善樹氏の講演の模様を公開します。 ※タイトルに誤解を招く表現がありましたため、一部修正いたしました。 増えつつある、経営の中心にウェルビーイングを置く日企業 石川善樹氏:整理すると、従業員のウェルビーイングだけでなく、経営に関わるすべてのステークホルダーのウェルビーイングを経営の中心に置く日企業が増え始めています。経営にまつわるすべてのステークホルダーは、もちろん株主がそうですし、取引

    なぜ日本は「実感としての豊かさ」を感じにくいか 「幸せ」に決定的な影響を与える要因と、3つの社会的条件
  • 先が読めないからこそアジャイルが役に立つ 予定調和にハマらないためのスクラム活用術

    スクラムの初心者からエキスパート、ユーザー企業から開発企業、立場の異なるさまざまな人々が集まる学びの場でもあるスクラムフェス大阪2020。「今あえてのスクラム」のテーマで登壇するのは、株式会社アトラクタのFounder兼CBOでもある永瀬美穂氏。後半となる今回は、いよいよスクラムの話に突入します。スクラムについての振り返り方や、今までの価値観に囚われていてはダメで、新しい価値観の構築が必要など、これからのスクラムとの接し方について話してもらいました。 スクラムとは 永瀬美穂氏(以下、永瀬):まずは、そもそも「スクラムって何ですか?」という話になります。当に頼んだわけでもないのに、最初のオープニングトークというかネタがうまくハマっていまして。「マネジメントのためのフレームワークなんですか?」とかを考えている人ももちろんいるでしょう。例えば「スプリントを回すことによって改善し続ける方法、開発

    先が読めないからこそアジャイルが役に立つ 予定調和にハマらないためのスクラム活用術