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ブックマーク / www.kottolaw.com (25)

  • ステマ天国よ、さようなら ~ステマ規制のポイントをインフルエンサー視点で~ 鈴木里佳|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2023年11月29日 改正景表法広告 「ステマ天国よ、さようなら ~ステマ規制のポイントをインフルエンサー視点で~」 弁護士 鈴木里佳 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 今年も残すところ、あと1か月余り。つい最近まで大汗をかきながら、秋の訪れを楽しみにしていたのに、秋らしい季節はつかのま、年末がすぐそこまで近づいています。今年の年末は、数年ぶりに、親しい仲間との忘年会を予定されている方も多いのではないでしょうか。 ひさびさの忘年会、お店選びをする際、なじみのお店に行ってもいいが、ここはひとつ、新しいところ開拓しようか。そんなとき、筆者は、グルメな友人にお勧めのお店を教えてもらうというアナログな方法をいまだにとっていますが、グルメな友人たちも、インスタで「#●●部」、「#●●グルメ」などと検索しながら、新しいお店を開拓することもあるといいます。 どちらの方法も、口コミを利用

    ステマ天国よ、さようなら ~ステマ規制のポイントをインフルエンサー視点で~ 鈴木里佳|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    cohal 2023/12/05
  • ファスト映画 ~引用・二次創作・ネタバレについて寄せられた疑問等~ 小山紘一|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2022年10月27日 著作権裁判IT・インターネット映画出版・漫画 「ファスト映画 ~引用・二次創作・ネタバレについて寄せられた疑問等~」 弁護士 小山紘一 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 1.ファスト映画とは 皆さんは、ファスト映画という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 映画を無断で短く編集した動画(キャプチャ画像を相当数用いたスライドショー動画のようなものもあります)のことです。正式な定義があるわけではありませんが、映画の内容全体を10分程度にまとめたYouTube投稿動画を指してファスト映画(ファストシネマとも)と呼ばれるようになりました。 視聴回数を増やして広告収入を稼ぐため、単に映画を短くまとめるだけでなく、字幕やナレーションといった元の映画にはない表現が追加され、映画の内容全体を分かりやすく説明する工夫が凝らされたりもしています。 ファスト映画の「ファスト

    ファスト映画 ~引用・二次創作・ネタバレについて寄せられた疑問等~ 小山紘一|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    cohal 2023/08/29
  • 転売社会の法的問題 ~転売、転売目的の購入はどこまで自由なのか~【update版】 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2019年7月 9日 (2023年4月13日追記) 刑法契約ライブファッション 「転売社会の法的問題 ~転売、転売目的の購入はどこまで自由なのか~【update版】」 弁護士 福井健策 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 一体、どこで道を間違ったのか。 最初は、確かにエンタテインメント法だった。チケットの高額転売問題だ。社会問題になった一昨年ごろから問い合わせが増え始め、チケット不正転売規制法の成立・施行、オリンピック抽選と、ずいぶん取材も頂いたし解説もした。 更に、限定グッズのフィギュアや人気デザイナーとのコラボTシャツで次々と買占め・転売が騒動になっても、十分アニメ・ファッション法の範疇だし、消尽論など著作権の議論も関わる。取材を受けても、まだ違和感はなかった。 だが、先週からはついにどら焼きの高額転売である。 どら焼きを買い占めて転売する輩にも驚いたが、何より驚いたのは

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    cohal 2023/04/14
  • JASRAC・音楽教室裁判最高裁判決-カラオケ法理は終焉を迎えたか 橋本阿友子|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2022年10月25日 著作権裁判教育音楽 「JASRAC・音楽教室裁判最高裁判決-カラオケ法理は終焉を迎えたか」 弁護士 橋阿友子 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 10月24日午後3時、JASRAC・音楽教室裁件について、最高裁で判決が言い渡されました。結果、生徒の演奏にJASRACは使用料を徴収できない、との結論が確定されました。 最高裁判決に先立つ高裁判決は、教師の演奏には演奏権が及ぶ(JASRACは使用料を徴収できる)が、生徒の演奏には及ばない(JASRACは使用料を徴収できない)と判断していました。この判決に対して、原告・被告は共に上告していましたが、最高裁が後者についてのみ弁論を開くと決めた段階で、審理対象は、生徒の演奏についての主体が誰かという点に絞られていました。そのため、教師の演奏に演奏権が及ぶことについては既にJASRACの勝利が決まっており、最高裁

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    cohal 2022/10/26
  • 問題のAV出演被害を著作権法の観点から考える 橋本阿友子|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2022年5月26日 著作権 「問題のAV出演被害を著作権法の観点から考える」 弁護士 橋阿友子 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 2022年4月1日より、成人年齢が18歳に引き下げられました。それに伴い、意に沿わずにアダルトビデオ(AV)に出演してしまった18歳、19歳の被害救済がはかれないのではないかとの指摘が強まり、これをきっかけにAV被害問題が改めて社会論争となっています。稿は、この問題につき、著作権法の観点から検討するものです。 AV出演は、芸能界への登竜門であるなどと勧誘されたり、出演を断ると高額の違約金がかかるなどと脅されたりして、意に反してなされることが珍しくありません。契約に関する知識や経験が乏しい若者がターゲットとなることも多く、かねてから救済策が模索されてきました。そんな中、東京地裁は、出演者はAVに出演したくない場合、プロダクション等との契約をい

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    cohal 2022/05/26
  • ファストコンテンツって、悪いのか? ~「良い要約」と「悪い要約」を考えてみる~ 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2021年12月28日 著作権出版・漫画 「ファストコンテンツって、悪いのか? ~「良い要約」と「悪い要約」を考えてみる~」 弁護士 福井健策 (骨董通り法律事務所 for the Arts) いや、今年は当にコラムを書く時間がありませんでした。で、年末になってやっと、こうして自分の中に澱みのように溜まっていた「このテーマで書きたかった」を解呪している年末リベンジ戦な訳です。今回は、を図解するタイプの「ファストコンテンツ」を考えます。 図解要約をめぐる論争 少し前、あるラジオ番組でファストコンテンツについての出演依頼を頂きました。 ファストコンテンツ。流行りましたね。有名なのは「ファスト映画」で、公開中の映画を画面のキャプチャやストーリーとか聞かせどころの台詞満載で数分の動画に仕立てて、YouTubeで見せるようなものが典型です。テキストベースもあります。これが逮捕されて、かなり社会問

    ファストコンテンツって、悪いのか? ~「良い要約」と「悪い要約」を考えてみる~ 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    cohal 2021/12/29
  • スポーツをする権利と差別~性的マイノリティを巡る近時のスポーツ界の動き~ 小林利明|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2017年2月23日 憲法エンタメ 「スポーツをする権利と差別~性的マイノリティを巡る近時のスポーツ界の動き~」 弁護士 小林利明 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 東京オリンピック・パラリンピックまで3年半。50以上の競技が開催されるので、会場の準備も急ピッチで進んでいます。新国立競技場の予算問題に始まった会場問題は、昨年末から今年年初にかけてのバレーボールやボート競技会場の見直し要否問題へと続き、最近はゴルフ競技会場が話題となっています。今回のコラムはこのゴルフ競技会場問題と絡めて、スポーツにおける差別、とりわけスポーツ権と性的マイノリティ(「LGBT」、「LGBTs」、「LGBTQ」などといわれますが、稿では「LGBTQ」といいます(※))について考えてみたいと思います。 (※) ※LGBTQとは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィア(LG

    スポーツをする権利と差別~性的マイノリティを巡る近時のスポーツ界の動き~ 小林利明|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    cohal 2021/08/30
  • ドーピングはなぜダメなのか? 小林利明|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2021年8月27日 スポーツ 「ドーピングはなぜダメなのか?」 弁護士 小林利明 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 1 はじめに 賛否両論と混乱の中で開催された東京2020オリンピック。ダイバーシティやインクルージョンというキーワードが強調され、自分とは異なる属性や価値観を受け入れることの重要性が説かれる一方で、SNS等を利用した排他的・差別的メッセージや誹謗中傷が社会問題として改めて顕在化しました。その他にも、女子競技ウェアの露出が多く性的視線を招くとの抗議、選手のメンタルヘルスの問題、トランスジェンダー選手の出場など、近時注目を浴びているスポーツ界の話題が一堂に会し、世界的注目を集めました。 他方で、今大会でもこれまでと同じだったものもあります。ドーピングです。ドーピングは禁止されていますが、なくなりません。ある記事によれば、競技者が興奮剤をドーピング目的で使用してい

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    cohal 2021/08/30
  • リツイート事件最高裁判決 概要と留意点をまとめてみた 岡本健太郎|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    この表では、「○」は侵害を認めたことを意味し、「×」は侵害を否定したことを意味します。また、特に言及のない部分は、「-」と表示しています。 リツイート行為に焦点を当てると、知財高裁では、①原告写真がトリミング表示された点を、同一性保持権の侵害とし、②トリミングの結果として氏名表示が非表示とされた点を、氏名表示権の侵害としました。これに対して、最高裁は、①同一性保持権の侵害については、上告受理決定の際に上告理由から排除し2、②氏名表示権の侵害のみを肯定しました。 最高裁の氏名表示権に関する判断は、リツイート行為による著作権(複製権・公衆送信権)侵害の有無や評価にも関係します。氏名表示権(19条1項)の解釈として、概要、①法定利用行為(著作権法21条から27条に規定する行為)が伴う場合に限り、氏名表示権侵害を認める考え方と、②法定利用行為が伴わない場合であっても、氏名表示権侵害を認める考え方な

    リツイート事件最高裁判決 概要と留意点をまとめてみた 岡本健太郎|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    cohal 2020/08/17
  • リモート社会とオンライン配信の著作権・肖像権ガイド(拡張版) 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2020年4月30日 著作権肖像権・パブリシティ権IT・インターネットライブ 「リモート社会とオンライン配信の著作権・肖像権ガイド(拡張版)」 弁護士 福井健策 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 「小説や絵など既存の作品を、YouTubeなどで朗読・読み聞かせしたい、という相談が増えている。公衆送信にあたるので、原則は著作権者の許可を貰ってになるが、著作権の切れたパブリックドメイン(PD)の作品はほぼ自由に使える。例えば、乱歩・谷崎・太宰・賢治・吉川英治・山周五郎など、1967年以前に死亡した日作家の作品だ。」 ――ということをつぶやいたら反響が大きく、「青空文庫の作品は全部大丈夫ですね」「翻訳ものは?」「保護期間は死後70年に延びたのでは」など、様々な質問があった。 その後もオンライン配信やオンライン講義を巡る質問は多いので、コロナ禍で爆発的に加速化したリモート・配

    リモート社会とオンライン配信の著作権・肖像権ガイド(拡張版) 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    cohal 2020/04/30
    2020年4月30日現在、「リモート社会とオンライン配信の著作権・肖像権ガイド(拡張版)」に記事タイトルが変わってる。
  • 感染症とイベント中止の法的対処 ~払い戻し、解除、入場制限、ライブ配信~ 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2020年2月27日 (2020年4月10日最終追記) 契約ライブスポーツ 「感染症とイベント中止の法的対処 ~払い戻し、解除、入場制限、ライブ配信~」 弁護士 福井健策 (骨董通り法律事務所 for the Arts) (2020/3/24:末尾に、オリンピック延期・中止の場合の払い戻しについて付記した。)(2020/3/10:末尾に、無観客ライブ・無観客上演の配信をおこなう場合の権利処理の注意点を付記した。) イベント活況と新型コロナウィルス危機 ゼロ年代以降、ライブやスポーツなどのイベントは常にエンタテインメント産業の牽引車だった。デジタル化が進み、多くのコンテンツが自宅に居ながらにして、あるいはスマホで手に入る時代になるほど、余計に「その場でしか味わえない現場の感動」の価値は増した。コンサートなどライブ産業の売上は過去20年で4倍以上にも伸び、他のジャンルでもイベント連動が合言葉に

    感染症とイベント中止の法的対処 ~払い戻し、解除、入場制限、ライブ配信~ 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    cohal 2020/03/15
  • EU新著作権指令の拡大集中許諾制度~デジタル・アーカイブの法的基盤の構想~ 松澤邦典|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2020年1月17日 著作権改正アーカイブ 「EU新著作権指令の拡大集中許諾制度 ~デジタル・アーカイブの法的基盤の構想~」 弁護士 松澤邦典 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 過去に中川弁護士が「『リンク税』の功罪 ―EU著作権新指令とハイパーリンクをめぐる誤解」いうコラムで紹介した「EU著作権法」の大掛かりな「改正」である「デジタル単一市場における著作権指令」が2019年4月に成立した。 新著作権指令は2019年6月6日に発効し、EU加盟国は2021年6月7日までに新著作権指令に即して自国の著作権法を整備することになっている。 1.指令とは EUの法体系では、指令(directive)が発効すると、EU加盟国は、一定の期限(2年以内の期間が設けられることが多い)までに指令に即して国内法を整備する義務を負う。指令に従わなかった場合、欧州委員会は欧州司法裁判所に提訴すること

    EU新著作権指令の拡大集中許諾制度~デジタル・アーカイブの法的基盤の構想~ 松澤邦典|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    cohal 2020/01/17
  • EUの最新判決が「再確認」するサンプリングと原盤権侵害のルール 中川隆太郎|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2019年10月29日 著作権裁判国際音楽 「EUの最新判決が『再確認』するサンプリングと原盤権侵害のルール」 弁護士 中川隆太郎 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 当初は主にHip Hopで使われる手法であったサンプリングは、現在ではその枠を超えて幅広い分野の音楽活動において用いられており、もはや今日の音楽文化を語る上で欠かせない表現手法のひとつとなっている。そうした音楽的な背景もあってか、あるいは実務上インパクトのある判決*が出ていたからか、サンプリングと原盤権**の問題に関してはアメリカの状況が紹介されることが多い。他方、今年7月、EUの最高裁に当たるEU司法裁判所でも、この点に関する重要な判断が示された。そこでコラムでは、このEUの最新判決を紹介しつつ、それがアメリカの近時の裁判例の系譜にも連なることを示すことで、また別の角度から日法への示唆を得てみたい。 *

    EUの最新判決が「再確認」するサンプリングと原盤権侵害のルール 中川隆太郎|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    cohal 2019/10/29
  • チケット不正転売禁止法を概観する(追記版) 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2018年12月11日 (2023年11月5日最終追記) 刑法エンタメライブスポーツ 「チケット不正転売禁止法を概観する(追記版)」 弁護士 福井健策 (骨董通り法律事務所 for the Arts) ライブ及びスポーツファンの耳目を集め続けた法案が2018年12月、ついに、しかもかなり電撃的に国会で成立した。 何かと言えば、チケット高額転売の規制法だ。チケットキャンプの閉鎖以後もいっこうに減らないチケットの買占めと高額転売。もはや人気のコンサートや舞台・スポーツのチケットが一般購入者の手には入らず、発売と同時に買い占められて転売サイトやSNS上で大量転売される姿は日常茶飯事である。最近でも、YOSHIKIのディナーショーのチケットが30万円以上で高額転売され、人が「またコンサート、考えるから・・・みんな転売で買うのはやめましょう」とたしなめたことが大きな話題となった。チケットキャンプ自

    チケット不正転売禁止法を概観する(追記版) 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    cohal 2019/10/25
  • 著しく不完全な「表現の自由」論争史 ~公開中止・会場使用許可・公金支出を中心に 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2019年10月18日 (2023年11月19日最終追記) 憲法裁判アート 「著しく不完全な『表現の自由』論争史 ~公開中止・会場使用許可・公金支出を中心に」 弁護士 福井健策 (骨董通り法律事務所 for the Arts) という訳で、会期終了まで1週間というギリギリの時期に「表現の不自由展」が公開再開され、あいちトリエンナーレ2019は幕を閉じた。この2月半、まさにメディア上は「あいトリ祭り」と言って良い報道・論争が続き、多くの団体が声明を発し、緊急集会を開催した。 ここまで表現の自由に人々の関心が集まることも滅多にないだろうし、この機会に表現をめぐる裁判と論争史を概観しようかなと思い立った・・・いやいや無理。わいせつ・ヘイト・プライバシーから政治ビラ・パロディまで、対象も裁判の種類もあまりに膨大で到底筆者の手には負えないし、そもそも紙面が足りなすぎる。そこで、今回は主に劇場や美術館

    著しく不完全な「表現の自由」論争史 ~公開中止・会場使用許可・公金支出を中心に 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    cohal 2019/10/24
  • 「ミッキーマウスの著作権保護期間 ~史上最大キャラクターの日本での保護は 2020年5月で終わるのか。2052年まで続くのか~」 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2019年9月13日 著作権エンタメ 「ミッキーマウスの著作権保護期間 ~史上最大キャラクターの日での保護は 2020年5月で終わるのか。2052年まで続くのか~」 弁護士 福井健策 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 米国では2023年に保護期間終了 ミッキーマウスの著作権だが、米国ではついに2023年に切れる。 あの国の保護期間の計算は(比較的)単純で、古い作品の保護は発行後95年で消滅する。ミッキーマウスのデビュー作は一般に1928年の『蒸気船ウィリー』と言われているので、95年後の2023年末という訳だ。 著作権が切れてパブリックドメインとなれば、基的にはどんな利用も無許諾で自由だ。ミッキーマウスのフリー化は、間違いなくフィーバーを巻き起こすだろう。既に報道も始まっている。 ただし、注意点が3つ。 第一に、著作権が切れるのはオリジナル・ミッキーや初期映像だけだ。そ

    「ミッキーマウスの著作権保護期間 ~史上最大キャラクターの日本での保護は 2020年5月で終わるのか。2052年まで続くのか~」 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    cohal 2019/09/14
  • イベント・観光地での撮影・録画はどこまで自由か ~著作権・施設管理権・契約の守備範囲を考える~ 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    よって、イベント会場で録画している観客がいて主催者が「著作権侵害だからやめて下さい」と注意すると、「いや個人の思い出のために撮ってるんで自由なのでは?」なんて問い返されるかもしれない。(さすがにあまり聞かないし、また嘘はいけないが。) 他方「肖像権」はどうだろうか。これは撮影すれば必ず侵害というものではなく、判例で認められて来た権利で射程はもう少し曖昧だ。「パブリシティ権」という仲間の権利とあわせて詳細は省くが、例えば屋外の公開イベントで出演中のタレントを個人の楽しみのために撮影したとしても、法的な侵害は必ずしも成立しない場合が多いだろう。他方、一般の方やタレントでもプライベートの姿を無断で大きく写すなんていうのは、肖像権侵害の可能性は上がるし、マナーの問題としても節度は持ちたい。 では、著作権・肖像権の侵害にあたらないケースでは撮影規制に法的根拠はないかというと、第二の候補に「施設管理権

    イベント・観光地での撮影・録画はどこまで自由か ~著作権・施設管理権・契約の守備範囲を考える~ 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    cohal 2019/05/08
  • 改正著作権法をざっくり俯瞰する ~ガンツ先生なら、はたして何点をつけるのか? 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2018年5月22日 著作権改正国際アーカイブIT・インターネットエンタメ 「改正著作権法をざっくり俯瞰する ~ガンツ先生なら、はたして何点をつけるのか?」 弁護士 福井健策 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 改正著作権法の全体像 (誰に責任があるかはともかくとして)もう法案なんてどれも通らないんじゃないかと思い始めた矢先に国会が動き、懸案だった改正著作権法もトントンと成立した。条文じたいは、この新旧対照表が一番わかりやすいだろう。今後、より詳細な解説は様々な方が書かれるだろうから、まずは速報的にざっくりと眺めてみよう。 今回は結構盛りだくさんで、大きくいえば、周回遅れが続いていた現実の変化に、何とか制度がキャッチアップしようという姿勢が評価できる改正だ。ただ、同時に後述する「裏改正」なんてのもあって、ちょっと手放しにほめて良いかは複雑な気分の今国会である。 まずは改正の全

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    cohal 2018/11/17
  • 著しく短縮して語る著作権延長問題の歴史と、これからどうなり、何をしていくのか 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2018年11月 2日 著作権改正国際 「著しく短縮して語る著作権延長問題の歴史と、 これからどうなり、何をしていくのか」 弁護士 福井健策 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 驚くほど淡々と、最後の60日間は始まった。 複数報道されましたね。前回報道より早まり、12/30をもって2016年の改正著作権法も施行され、日の著作権は「死後70年」に、侵害は非親告罪となります(二次創作等は対象外)。 >TPP11、12月30日発効へ 6カ国が国内手続き終了:日経済新聞 https://t.co/r0tBRUaVs6 — 福井健策 FUKUI, Kensaku (@fukuikensaku) 2018年10月31日 2006年以来、一貫して関わって来た延長問題である。今後の記録として自分の目に映った延長問題の歴史、保護期間はどうなるのか、そしてこれから私たちに出来ることを記してお

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    cohal 2018/11/02
  • 知財本部タスクフォースと海賊版対策「中間まとめ案」 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2018年10月16日 著作権IT・インターネット 「知財部タスクフォースと海賊版対策『中間まとめ案』」 弁護士 福井健策 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 15日、政府知財部の海賊版対策タスクフォース(TF)がひとまず終了した。会議では焦点のブロッキングを巡り、導入論を含む両論併記でのとりまとめを求める意見と、「両論併記は法制化につながる」として激しく反対する意見との対立が解けず、村井純共同座長は「議論の経過のみを記してブロッキングに関する結論の部分はほぼ削除し、中間まとめはとりまとめない」と宣言した。3時間半に及んだ会議の詳細は今後発表される議事録等をご覧頂くほかないが、今後の課題を備忘的に記しておきたい。 前回に続き、筆者は「大部分で合意できている他の海賊版対策の実施と検証を、ブロッキング法制化に優先させるべき」との意見を述べた。 誤解のないように書いておけば、筆

    知財本部タスクフォースと海賊版対策「中間まとめ案」 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    cohal 2018/10/17