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ブックマーク / book.asahi.com (7)

  • YATO(東京) 「ラクになってしまう」と教師を辞め、本屋空白地帯の両国に作った「自分が居心地のいい店」|好書好日

    地縁血縁はないけれど、なぜかよく行く街というものがある。相撲の聖地・両国が、私にとってはそのひとつだ。とはいえスー女だからではなく、以前は友人の家に、ここ数年は関東大震災で犠牲になった朝鮮人の追悼式に通っているから。しかもつい最近、また別の友人が引っ越して来たので、さらによく行くようになっていた。でも両国ってちゃんこ屋は多いけど、屋がないんだよなあ……。 と思いながらてくてく歩いていると、「YATO」という文字と並んで「BOOKS GALLERY COFFEE AND MORE」と書かれた看板が目の端を通り過ぎた。えっ? 印象的なロゴは静岡在住のデザイナー亀澤希美子さんとバランスを考えに考えて作ったもの。 その場所はJR両国駅から歩いて約10分の横網町公園近く。木枠にガラス張りの扉の奥に、棚らしきものが見える。これは素通りできない。中に入ってみると、縦長のスペースの両端にが並んでいた

    YATO(東京) 「ラクになってしまう」と教師を辞め、本屋空白地帯の両国に作った「自分が居心地のいい店」|好書好日
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    coldbrain 2025/03/10
  • 富永京子さん『「ビックリハウス」と政治関心の戦後史』インタビュー 若者は、本当にしらけていたのか?|好書好日

    富永京子さん=北原千恵美撮影 富永京子(とみなが・きょうこ) 1986年生まれ。立命館大学産業社会学部准教授。専攻は社会学・社会運動論。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程・博士課程修了後、日学術振興会特別研究員(PD)を経て、2015年より現職。著書に『社会運動のサブカルチャー化──G8サミット抗議行動の経験分析』(せりか書房)、『みんなの「わがまま」入門』(左右社)、論文に”Social reproduction and the limitations of protest camps: openness and exclusion of social movements in Japan”, Social Movement Studies 16(3)ほか。 当時の若者文化に多大な影響 「ビックリハウス」とは、1974年から85年まで発行された日の伝説的なサブカルチャー雑誌だ。ユ

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    coldbrain 2025/02/05
  • 「宇宙人」との共同作業 危機の時代に立ち上げた「批評空間」:私の謎 柄谷行人回想録⑲|じんぶん堂

    記事:じんぶん堂企画室 浅田彰さん(左)と柄谷さん。スペインのポルトボーに思想家ベンヤミンの墓を訪ねた=1993年、高木崇雄さん撮影 書籍情報はこちら ――1980年代後半から90年代の柄谷さんの活動についてお聞きしていきます。ソ連の崩壊や阪神淡路大震災をはじめ国内外で歴史的な動乱期ですが、柄谷さんの周囲でも雑誌を立ち上げたり、湾岸戦争反対の署名の運動をしたりと、様々な出来事がめまぐるしく起きている時期です。盟友だった作家の中上健次が亡くなったのも92年でした。 柄谷 いまから思うと、それまでやってきたことに始末をつけていった時期でした。一口でいうと、文学から決別する方向に向かったのです。 一方で、この時期は、まったく新しいことを始めたときでもあった。それには時代の変化が大きかったと思う。冷戦構造の崩壊、湾岸戦争勃発などが重なったときに、それを実感しました。それで行動的になった、ともといえ

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    coldbrain 2024/10/30
  • 解き明かされるネオリベラル主義のミッシング・リンク!――『統治不能社会』|じんぶん堂

    記事:明石書店 『統治不能社会――権威主義的ネオリベラル主義の系譜学』(明石書店) 書籍情報はこちら 「ネオリベ的」なるものの多義性 わたしたちは日々「新自由主義」という言葉の多義性に忙殺されている。たとえば大学・学校関係者を例にしよう。最近の「10兆円大学ファンド」に代表されるように、大学運営を市場の価値観へと同調させるよう強く迫る、市場の至上主義とも言うべき潮流に押される一方で、旧共産圏出身者から思わず郷愁の言葉が漏れ聞こえるほどの数値化、計画化とその報告作成に日々圧されてもいる。この計画経済的運営を「実質化」すべく学長および理事会に強権を与え、やりようによっては終身学長制をも可能にする独裁的なシステムが文科省のお墨付きのもと、当たり前のように導入されて久しい。市場主義と独裁、そして計画主義の奇怪なキメラである。しかし、このキメラの各部分をそれぞれネオリベ的と形容すれば矛盾を来すのも、

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    coldbrain 2023/04/01
  • もうひとつの驚異の人類史 『大図鑑 コードの秘密』訳者の浜口稔さんに聞く|じんぶん堂

    記事:明石書店 高山宏先生と松岡正剛先生という豪華なお二人に、素敵な帯文をお寄せいただきました。カバーには特殊な加工が施され、触覚でもコードを発信しています。 書籍情報はこちら 博物館のような図鑑に魅せられて ――まずは、書をまだご覧になっていない方のために、浜口先生がこの図鑑の原書に着目された理由を簡単に教えていただけますか? 少し話が遠回りしますが、以前大学の図書館で管理・運営にかかわる役職に就いたことがあります。それ以来、図書や図書館員のサービスや検索システムだけでなく、書物や書棚の配置や館内環境が気になるようになりました。そこから博物館にも気持ちが向いていって、日各地の施設巡りをするようになり、その啓発的仕掛けとしての効果を考えるようになると、図鑑や図録、百科事典などにも興味が向かいました。を繰るように館内をめぐって展示物を追っていくと、来館者を各ブースに導いていくフロアプラ

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    coldbrain 2021/03/26
  • 期待の行方 津村記久子|好書好日

    わたしの両親は三十年以上前に離婚した。そして父親が亡くなって十年が過ぎた。ウイルス感染拡大後のこの半年で、父親以外の家族の成員の関係はわかりやすく危機を迎えた。家族間の紐帯(ちゅうたい)が試される「いざという時に」の「いざ」は、すでに起こってしまったと言える。一時代前なら試されずに済んだ運のいい家族もいるであろうことを考えると、ウイルス感染拡大という状況は、同時代にある家族にとっては運の悪いことなのかもしれない。そんな中、自分と家族について考えるうちに、やはり亡くなった父親へと問題が戻っていくことを痛感した。 人は判断を間違えることがある。母親が父親との結婚で深く傷ついているということがこの半年で改めて判明してからは、自分が生まれたということを差し引いても、やはり母親と父親が結婚したことは間違いだったと思える。ただ幸いにして、母親は父親と離婚できた。とはいえ父親は、亡くなって十年が過ぎても

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    coldbrain 2020/10/19
  • 【レビュー・書評】水洗トイレは古代にもあった―トイレ考古学入門 [著]黒崎直 - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    水洗トイレは古代にもあった―トイレ考古学入門 [著]黒崎直[掲載]2010年1月17日[評者]松仁一(ジャーナリスト)■各地の遺跡から歴史を科学する 古代遺跡で人工的な穴が見つかったとする。それは柱の穴か、トイレの穴か。 穴から木片、ウリの種、ハエのさなぎの三つが出土したら、それは間違いなくトイレの跡なのだという。寄生虫卵が出たら大当たり。なお木片は、紙のない当時の始末用品だった。 著者は各地の遺跡でトイレ跡を調べてきた。その結果、弥生時代までは空き地で適当にすませていたが、古墳時代にはトイレを使いはじめ、しかも水洗式が登場した可能性があると指摘する。 藤原京では、通りの側溝から屋敷内に流れを引き込み、それでトイレを流した。そのあと流れていく先は、もとの側溝。したがって水の少ない時期は、都じゅうがえらいことになった。政府は、雨の日に囚人を動員してその掃除をしたという。 また、福岡市の「鴻

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