東北地方を中心に各地に甚大な被害を及ぼしている東北地方太平洋沖地震。国内はもちろん海外からも救援を申し出る声が寄せられているが、こんどはあの閻魔大王からも 「地獄から微力ながら応援する」 との連絡があったことがわかった。彼岸を越えた助け合いのきずなに、改めて人間の善性を認識させられるできごとと言えそうだ。 12日未明までに首相官邸の災害対策本部に地獄からのホットラインを介して連絡があったもの。それによると、閻魔大王は「観測史上例を見ない大災害に遭った日本のために役立ちたい」として、 「今回の災害期間中にデマを流した者は、当社比2倍で“舌2枚”を抜く」 と述べたという。 災害対策本部では 「舌1枚ならまだしも2枚はかなり痛い」 と、国民に 民族・人種差別につながる意図的なデマを流さない 情報を鵜呑みにして気楽に転送したりせず、かならず出処にあたって確認を取る ことを呼びかけている。 いっぽう
東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県南三陸町の町役場によると、12日午後3時現在で住民約1万8千人のうち9千人の所在がわからないという。 町職員によると、これまで住民の避難が確認された施設は、高台にある町立志津川小学校(同町志津川、約3千人)や、町の災害対策本部が設置されたスポーツ施設「町スポーツ交流村」(同、約2千人)など。 町役場や警察署、消防署が津波で大きな被害を受けており、職員らは無線で連絡を取り合って被害の実態把握を急いでいる。自衛隊員が現地入りし復旧作業を始めているというが、町職員は「食料が全然足りない。現状を全国に伝えてほしい」と話している。 同町は地震後に火災が多数発生した宮城県気仙沼市の南側にあり、太平洋に面している。
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