クエーサーのイメージ クエーサー(英: Quasar)は、非常に離れた距離に存在し極めて明るく輝いているために、光学望遠鏡では内部構造が見えず、恒星のような点光源に見える天体のこと。クエーサーという語は準恒星状(quasi-stellar)の短縮形である[1]。 強い電波源であるQSS(準恒星状電波源) (英: quasi-stellar radio source)と、比較的静かなQSO(準恒星状天体) (英: quasi-stellar object)がある[1]。最初に発見されたのはQSSだが、QSOの方が多く発見されている[1]。 日本語ではかつて準星などと呼ばれていた。 現在では非常に遠方にある活動銀河核の一種とされる。構造上は、クエーサーと比べて比較的近傍に存在するセイファート銀河などと同じく、活動銀河核を持つ銀河の一種であると考えられている。 クエーサーのスペクトルは大きな赤方