ゲームとして「正しい」よりも、アニメとして「美しい」へ──本作は3Dのゲーム表現と、2Dのアニメ表現が違和感なく融合していました。2Dと3Dをただ組み合わせるだけでは違和感が出そうなものですが、どのようにしてこれほどシームレスなアニメとゲームの融合ができたのでしょうか? マルコス氏: 最初に始めたのは、とにかくたくさんのアニメを見ることでした。 ノートを手に座って、有名なシーンやエピソードを繰り返し見ました。1フレームずつ確認しながら、当時の手法を理解しようと努めたのです。 キャラクター関連だけでも、髪型や描画スタイルから当時のファッションのトレンドまで、細かく調べて、ひとつの手順書のようなものを作っていきました。だからアニメーションづくりは現代的なスタイルのものにはなっていません。 例えばライティングについても、物理的な正確さよりも「どう照らせば美しく見えるか」というアーティストの感覚を

