国文学研究資料館と国立極地研究所では、総合研究大学院大学の学融合共同研究「オーロラと人間社会の過去・現在・未来」の一環として、古典籍から歴史的オーロラを抽出する市民参加型のワークショップを開催します。 古典籍および天文に興味がある一般の方に参加していただき、古代・中世における古典籍・古記録のなかからオーロラに関する記述(例えば「赤気(赤いオーロラ)」の文字を探します)の抽出作業を行います。対象は寺社・公家の日記を中心とした古記録で、高校の古文・漢文の知識があれば、くずし字が読めなくても参加できます。また、研究スタッフから作業の説明を行い、抽出作業のサポートをします。 この総研大学融合共同研究「オーロラと人間社会の過去・現在・未来」では、人文系と自然科学系の研究者の連携と、世界初となる市民参加型宇宙環境モニターの実現をめざしています。また、国文研が中心となって進めている「日本語の歴史的典籍の