乾善彦・内田賢德・尾山慎・佐野宏・蜂矢真郷(五十音順)の5名。上代日本語の未詳語彙の解明を目指し、資料批判を踏まえて形態論と語彙論の両面からその方法の探求と実践を進めている。 蜂矢真郷(はちや・まさと) 1946年生まれ。 京都大学卒業、同志社大学大学院修士課程修了、博士(文学)〔大阪大学〕。中部大学教授、大阪大学名誉教授。1998年、第17回新村出賞受賞。著書:『国語重複語の語構成論的研究』(1998.4 塙書房)、『国語派生語の語構成論的研究』(2010.3 同)、『古代語の謎を解く』(2010.3 大阪大学出版会)、『古代語形容詞の研究』(2014.5 清文堂出版)。 学生の時、阪倉篤義氏『語構成の研究』(1965.5 角川書店)に接し、複合語であることがあまり認識されていないものを分析することへの興味から、語構成の研究に入ることになった。 昭和42(1967)年以来、約50年の長き
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