最初にお詫びしなければならないことがあります。 件の試験を受けられた皆様。 私の未来を見通す目の無さゆえに、入試に使われる可能性を全く想像せず、あなたたちのお気持ちを想像することなく、文中で「浪人の荻原新三郎」と連呼してしまいました。深くお詫び申し上げますとともに、次に入試利用される文章執筆の際はいっそうの注意をお約束いたします。 これは、ほぼ独学で書いた論文が、知らん間に大学入試で使われた素人のおじさんの話であります。 ちょっと珍しい経験だったので、今後同様の経験をする、あるいはしたい人のためにもメモを共有しておこうと思います。 そして、ろくに実績もない、よくわからん立場の人間である私の文章を発見した出題者さんのアンテナと、じゃあこれでいこうと決断した同志社大学さんの器のデカさに敬意と感謝を表します。 入試問題に使われたということは、大学教員から見ても文章的に問題がなく、受験生に読ませて
外出自粛により自宅で過ごす時間が増えている昨今。ネット上でアートを楽しめるコンテンツが増えてきており、アフターコロナを見据えた各文化施設の取り組みは、今後ますます拡充していくと思われます。美術館に直接足を運べなくても、気軽に作品と出合う機会があることで、アートとの関わり方も多様になっていくのではないでしょうか。 今回は、國學院大學が有する学術資料や研究成果を発信する「國學院大學博物館」による『オンラインミュージアム』の魅力を紹介します。知識豊富な教員がナビゲーターとなって展示案内をする常設展、本コンテンツのために制作された企画展の特別映像、大学教員によるミュージアムトークなど、教員や学芸員の手でつくられた動画の数々は見ごたえ抜群。考古学や神道を通して、古人(いにしえびと)の心に触れられるような映像の見どころをお伝えします。 構成から撮影編集まで、すべて手づくり! 國學院大學博物館の公式Yo
漢検 漢字文化研究所 連続講座「古代日本と漢字」 日本語は漢字と出会うことでどのような変化をとげてきたのでしょうか。今回の講座では、日本語と漢字との関わりについて、日本語の歴史の専門家に、さまざまな角度から論じていただきます。 本講座は昨年4月から開催予定で、新型コロナウイルス感染予防のために延期になっていたもので、新型コロナウイルスの感染予防の観点から、受講者の定員を30名(先着順)とし、また当日の講座を録画し、後日動画配信サイトにて配信します(有料)。 開催日時と主題、担当者は以下の通りです。 2021年 4月17日(土)古代の人々の言語生活 講師:関西大学文学部 教授 乾 善彦 5月22日(土)うたを漢字で書く 講師:京都大学国際高等教育院 教授 佐野 宏 6月13日(日)漢字から仮名へ -「えびフライ定食」の謎?- 講師:東京女子大学現代教養学部 教授 山本 真吾 7月25日(日)
隔壁板は船底内部の仕切りに使われた部材で、長さ550センチ、幅70センチ、厚さ17センチ。腐敗を防ぐため、19年8月から糖質素材のトレハロースに浸されていた。 この日は鷹島海底遺跡の調査で遺物の保存処理を主導する大阪市文化財協会保存科学室の伊藤幸司室長(59)や松浦市文化財課職員らが、トレハロースの槽からクレーンで隔壁板を取り出す作業を実施。分子量が小さいトレハロースを使った木製文化財の保存処理は「世界で初めて」(同市)で、ポリエチレングリコールを使う従来の方法に比べて期間を短縮でき、電気代なども軽減できたという。 鷹島海底遺跡では2隻の元寇沈没船が確認されており、伊藤室長は「(トレハロースで)期間と費用の問題を同時に解消できた。沈没船自体の引き揚げが現実味を帯びてくる」と話した。隔壁板は送風機で乾燥させる作業が同センターで年末まで行われ、一般も見学できる。 (福田章)
数年前、鹿児島県奄美諸島の加計呂麻島(かけろまじま)で、体調50センチから60センチのワニが発見されて話題になった。いかに地球温暖化が進んでいるとはいえ、日本にワニが生息しているとは思えないが、それは果たして本当だろうか。 神話に登場するワニの正体は 8世紀に編纂されたとされる『古事記』の中に「因幡の白ウサギ(稲羽の素兎)」という章がある。大黒さまが出てくる有名な話で、隠岐の島からワニを並べて渡ってきたウサギがワニに皮を剥がれてしまい、大黒さまがウサギを治療してあげたという内容だ。 この話に出てくるワニについては、本当のワニなのかサメ(フカ)なのか、日本史学で長く議論されてきた。実は古事記に限らず、日本の古い書物にはワニがよく出てくる(※1)。 この議論に関係するのは、大化の改新の前の古代大和朝廷時代に応神天皇以降の7ないし8天皇の后を輩出した和珥(ワニ。和邇、丸邇などとも)氏という勢力だ
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