一般に、本は読めば読むほど物知りになれると思われがちだが、実際は逆だ。読めば読むほど、世の中はこんなにも知らないことであふれているのかと思い知らされる。その繰り返しが読書だ。 「ディアトロフ峠事件」をぼくはまったく知らなかった。これは冷戦下のソヴィエトで起きた未解決事件である。 1959年1月23日、ウラル工科大学の学生とOBら9名のグループが、ウラル山脈北部の山に登るため、エカテリンブルク(ソ連時代はスヴェルドロフスク)を出発した。 男性7名、女性2名からなるグループは、全員が長距離スキーや登山の経験者で、トレッキング第二級の資格を持っていた。彼らは当時のソ連でトレッカーの最高資格となる第三級を獲得するために、困難なルートを選んでいた。資格認定の条件は過酷なものだったが、第三級を得られれば「スポーツ・マスター」として人を指導することができる。彼らはこの資格がどうしても欲しかったのだ。 事
藤村幸三郎著「推理パズル」(1955年、小山書店刊)に、将棋で最初の駒配置から先手後手協力して7手で後手玉を詰ます手順の問題が「ばか詰み」の題で載っています。解答の説明の中に「これは昭和18年に提案した問題」とあります。 わたしは詰将棋の歴史を研究している者で、この昭和18年の提案という内容を知りたいのですが、ネットや国会図書館の蔵書を当たっても見つかりません。 どなたか提案の媒体についてご存知の方がいたら教えていただきたいのでよろしくお願いします。 なお、草場さんとは大昔にご縁がありまして、「なかよし村とゲームの木」のメンバーカード(No.88)と、月刊「芸夢通信」(1982.4創刊号~1987.12通巻56号)はいまだにもっています。
(国立国会図書館デジタルコレクション - 酒ほがひ) 吉井勇『酒ほがひ』の表紙 https://t.co/1ZlFM2Z7nv は、ナスタアリーク体のペルシャ文字で برترح شراب (ペルシャ語で「最高のワイン」)と書かれていますね。 pic.twitter.com/8NYTrcWEhX— 2SC1815J (@2SC1815J) 2017年8月11日 吉井勇『酒ほがひ』(明治43年)の表紙 https://t.co/OBfJ5HfkX2 、記載内容を断定するのは言いすぎで、「書かれているようだ」とすべきでした。アラビア語やペルシャ語などに詳しい方のご批正をいただければ幸いです。— 2SC1815J (@2SC1815J) 2017年8月12日 さて id:2SC1815J さんもあとで気付いたとおり、この表紙、このままだと意味がとれない。一応書いておきますが「詳しい方」ではなくちょ
西日本新聞より。 志賀島(福岡市東区)の北部沿岸で二十日朝、最初に発生した震度5強の地震は、福岡沖地震の余震域の南東端が震源とみられる。ただ、余震はその後、海の中道(同)と能古島(同市西区)の間の博多湾で続発。九州大地震火山観測研究センターは「福岡沖地震で崩れた断層の端の破壊が進み、余震域が南東方向にさらに五キロほど延びたとみられる」と話している。 本震から一カ月後に最大震度の余震が発生したことについて、気象庁は内陸や内陸に近い地震としては珍しいと説明。一方、同センター長の清水洋教授(地震学)は、「余震発生は活発期と平穏期を繰り返し、長期に及ぶ。本震よりマグニチュード(M)が1くらい小さい余震は一カ月後でも起こりうる」と話す。 おれおれさん、みなさまがご無事で何よりです。 最初の地震は玄界島付近が震源ということで、馴染みのある島だったわけですが、今回の余震も志賀島の近くで起こり、日本史にゆ
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