2020年3月にリリースされた Unicode 13.0 では、「日本で最も画数が多い字」とも呼ばれる「たいと」という漢字と宮沢賢治の詩の中に出てくる「鏡」を4つ組み合わせた漢字が収録された。また、Unicode 13.0 における部首の例示フォント変更についても触れる。 はじめに Unicode は世界の様々な文字をコンピュータ上で統一的に扱うための国際規格である [1] 。Unicode には毎年のように新しい文字が追加されており、2020年3月にリリースされた Unicode 13.0 では 5,930字が追加されている [2] 。 Unicode 13.0 での漢字の追加 Unicode 13.0 で追加された文字の大半は漢字である。Unicode 13.0 では、漢字 [3] を追加するためにCJK統合漢字拡張G (CJK Unified Ideographs Extension
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