Startupプログラマの為の新アジャイルマニュフェスト(Kent Beck: beyond agile programming)agilelean はじめに Kent Beck氏がスタートアップのイベントに登壇し、素晴らしい講演をしたビデオを友人のタイムラインから見つけました。Startup Lessons Learnd: Kent Beck talks beyond agile programming アジャイルマニュフェストは10年が経過して、誰かの為にソフトウェアを作っていた時代から、スタートアップの時代に移行し、内容が一部古くなっていました。ところがこの講演でKentBeck氏は、それに対する素晴らしい回答をしてくれています。この内容が2010に行われているとは驚きです。 今回、このビデオを未熟なりにディクテーションして、適当ですが、日本語訳を作ってみました。本人に承認を取るつも
連載目次 2000年代初期に開発手法として確立された「テスト駆動開発」(Test Driven Development、以下「TDD」)は、その後10年もの間で普及が進み、今や珍しくない開発スタイルの1つとなっています。国内でも「アジャイルアカデミー」「TDD Boot Camp」などによる推進・普及活動が各地で活発化し、認知が広がってきました。 なおTDDは誕生からこれまでの間に、さまざまな工夫や実践上のノウハウが提唱されてきました。またTDDの普及に影響を受け、他のさまざまな「テストファースト」手法も台頭してきています。 本稿では、そうしたTDDの発展や、振る舞い駆動開発(Behavior Driven Development、以下「BDD」)など他のテストファースト手法への展開についても解説します。 ※編集部注:ソフトウェアの「テスト」そのものの概要や種類について知りたい方は記事「J
皆さん、こんにちは。 株式会社ファントムタイプは昨年末から名古屋を代表するスタートアップ企業であるスタンドファーム株式会社にお世話になっています。スタンドファームではMisocaという請求書管理ができるBtoBのWebサービスを提供しています。 今まで私はいわゆるSIerという経験しかしてこなかったため、初めてのスタートアップということでとても興味深い毎日を過ごしております。まだ2ヶ月ちょっとしか働いていませんがスタートアップで働く醍醐味みたいなことを書いてみたいと思いました。 SIerとスタートアップで何が違うのか?ざっくりと言葉を並べてもSIerでもそれこそ多種多様なお仕事があるし、スタートアップといってもいろんな種類があります。なのでここではあくまでも私の個人的な経験に基いて書きます。 前提 SIer:大人数(マルチベンダー)でウォーターフォールで工程が進むごとに偉い人の承認が必要
ネクスウェイ システム推進室 松森正彦 氏、小田切一成 氏 に、永和システムマネジメントのアジャイル開発支援サービスを採用した経緯と評価について詳しく聞きました。 第一部: 「アジャイル開発指導を取り入れて、ヒット商品の開発に成功」 第二部: 「NEXLINK BASICがヒット商品になった本当の理由」 第三部: 「『開発を一度ストップする』という決断」 第四部: 「プロジェクトマネージャーは知っておいた方がよい、アジャイル開発の影の部分」 ネクスウェイについて ネクスウェイは、ソフトウエア、FAX、メールなどを通じてBtoBマーケティング支援する企業です。主な商品は、NEXLINK、eオンデマンド便サービス、e帳票-FAXサービスなど。年商249億円、取引法人 約8000法人、従業員数249名、創立は2004年10月。 NEXLINK BASICについて NEXLINK BASICは企
年に一度行われるアジャイル開発のイベント「Agile Japan」が今年も開催されました。今年の基調講演は、アジャイル開発の中で品質の重要性をあらためて位置づける目的で、James Gernning氏が「“Demand Technical Excellence”アジャイルにおける技術と品質の重要性」という題で行っています。 アジャイル開発とは、単にすばやく柔軟に開発する手法なのではなく、そこに品質を作り込んでいくことが欠かせないのだ、というメッセージでした。非常に多くの内容が詰め込まれた講演でしたが、その概要を記事として紹介しましょう。 “Demand Technical Excellence”アジャイルにおける技術と品質の重要性 James Grenning氏。 その前に、私がアジャイル開発に関わった経緯について触れておきましょう。 1999年当時、私はRobert Martin(著名な
アジャイルがダメだと思う7つの理由へのだいぶ遅い反応 導入 もうだいぶ前の話になってしまいましたが、アジャイルに関するブログエントリ「アジャイルがダメだと思う7つの理由」は予想以上に波紋を呼び、それに呼応していくつものエントリが公開されました。発端となったエントリに関していうと、通常であれば必要となる数々の留保事項や前提事項を書かずに切り込んでいるという点において、間違いなく「煽り」であると言えます。ただ、「アジャイル」という言葉をとりまく数々の事象をかなり的確に指摘することによって、「アジャイル」という言葉をパブリックな場所で語っている少なからぬ人たちに対して、(意識的か無意識的かは問わず)ある種のポジショニングを強いたという意味で、実にいい釣り針なのではないでしょうか。 個別の論点に関する「アジャイルでは全体スケジュールにコミットできない」「いや、アジャイルだって全体スケジュールにコミ
鈴木雄介さんが、「アジャイルがダメだと思う7つの理由」というすごいブログを書いてくれたので、がんばって返答を書いてみる。どこかでディスカッションできるといいなぁ。 1. 全体スケジュールにコミットできない コミットメントって何だろう。コミットメントは約束なのか。約束であったら、破った場合のペナルティも受け入れるのか?受け入れたところでバッファが巨大になるだけではないのか?そして、そのバッファは見えないところで食い尽くされる。 全体を見えずに計画したところでうまくいくはずはない。アジャイルがタイムボックスで計画、実施を行うからといって、全体を計画しないわけではない。むしろ積極的にやるべきである。 全体を計画する上では、なるべく漏れがないように、実施可能なように最大限の努力をする。ただ、それに時間を掛けすぎるのは無駄だ。そして、神ならぬ人間が計画するのであるから、以下を認めなければならない。
みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 プロダクトオーナーやプロダクトバックログに関してよく頂く質問についてまとめました。 スクラムではフレームワークとして定義されているものをどのように実装するかはスクラムチームに任されているので以下の僕の回答はあくまで僕個人の見解です。 プロダクトバックログにはバグは乗せないのか?A. スプリントの作業の一環として行ったテストで発覚したバグは載せません。 それは単にスプリント内で解決すべき項目であり、バグが残っている状態ではプロダクトバックログアイテムが完了とならないだけだからです。 既にリリースされているもののバグであればプロダクトバックログに載せて、対応の順位付けをします。 ただしプロダクトバックログに載せるまでもなく、すぐ修正が終わるようなものはとっとと終わらせてムダに追跡をしない方がよい場合も多いでしょう。 スプリントプランニング時にデザインが
アジャイル開発に取り組むチーム向けのコーチングや、技術顧問、認定スクラムマスター研修などの各種トレーニングを提供しています。ぜひお気軽にご相談ください(初回相談無料) みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 InfoQに“アジャイルコーチ” とは何か という記事があったので、アジャイルコーチとして活動している僕が普段どんなことをやっているのか説明したいと思います。 オンラインでのコミュニケーションTwitterやFacebook、そしてこのサイトからアジャイルに取り組んでいる方や、これから取り組みをはじめようとする方からよくご質問を頂きます。 コーチとしては、実践する上でどういうことに困っているかを色々と知ることができるので大変ありがたいです。 特に金銭のやりとりはありませんが、コーチとして責任をもった回答をする必要があると思っているので、文献や海外のサイトや海外の著名トレーナーの資料な
ちょっと大人数で行うプロジェクトに参加したことがある人なら、WBS (ワークブレークダウンストラクチャー) を目にしたことがあるだろう。 日本語だと作業分解構成と説明されることが多い。Work(作業) Breakdown(分解) Structure(構造) というわけだ。日本語の説明では、そういう説明が主流のようだ。 でも、WBS の Work は実は作業ではない。 WBS を定義した標準の最新版MIL-STD-881Cを見てみると、"A product-oriented family tree composed of hardware, software, services, data, and facilities." 「WBS の定義は、ハードウェア、ソフトウェア、サービス、データ、設備などからなる成果物指向の分解ツリーである。」 ここでいう Work は、成果物のことだ。Workb
captions (字幕) タブをクリックすると日本語字幕が利用できます。 Background voice is gone after the first 3 minutes. 隣のトラックの声が入ってしまっていますが3分ほど経つと聞こえなくなります。 日本語タイトル「アジャイルとイノベーション」 Agile and Innovation: Hand-in-Hand at Atlassian Speaker: Nicholas Muldoon(Agile Evangelist at Atlassian) October 20, 2012 http://tech.rakuten.co.jp/rtc2012/session.html#b0 Slides are available: http://www.slideshare.net/nickmuldoon/agile-and-innov
[8/14] へんりっくのかんがえたさいきょうのかんばん – Agile2012 現地レポート(17)Published by きいろいの on 2012年8月16日2012年8月16日 Henrik Knibergによる、かんばんを用いたプロジェクト運営の事例紹介。 この発表のベースは書籍があり、Pragmatic Bookshelf から出ている。また、発表スライドは、Henrikのブログから入手できるので、参照してほしい。 書籍:『Lean from the Trenches: Managing Large-Scale Projects with Kanban』 スライド:Lean from the Trenches @ Agile2012, Dallas 実物のかんばんが登場するため、話にリアリティがある。また、Henrikのトークスタイルは、ライトニングトーク的な忙しさで聴き手を
ソフトウェア開発のタスクはどのように管理するのが効率的なのか。ソフトウェアという目に見えないものを作るためにはタスクの見える化は進捗状況を図る重要な指標になります。ソフトウェア開発で発生するタスクを、バグ管理システム(BTS)や課題管理システム(ITS)を活用することで、タスクの状態とワークフローを管理しようというのがチケット駆動開発です。 チケット駆動開発については、以前に記事を書いたので、そちらを参考にしてください。 チケット駆動開発のススメ〜No ticket! No commit チケット駆動開発をうまく実践するためにはツールが不可欠です。不具合管理や障害管理で使うツールを応用して活用することも出来ますが、最近は専用のツールも出て来ています。ソニックガーデンでは、Pivotal Trackerというツールを使っています。Pivotal Trackerでは「ストーリー」と表記していま
NTTデータ、NEC、日立製作所など大手IT企業が「アジャイル開発手法」をシステム開発に適用するための取り組みを強化中だ(表)。同手法は開発対象を小さな機能に分割し、設計や実装、テストを1~2週間で繰り返す。仕様変更や機能追加に対応しやすいといった利点がある。 NTTデータは5月、入社3~5年めの若手を対象にアジャイル手法の研修を開始した。2013年3月までに300人に研修を実施、今後3年間で1000人の技術者育成を目指す。研修では、主要なアジャイル手法の一つである「スクラム」の講義や実践演習を提供する。 NECは4月、アジャイル手法を全社展開するためのタスクフォースを部門横断で立ち上げた。11年末に社内で公開した「アジャイル開発ガイド」を基に導入効果を検証し、大規模開発に適用するための枠組みを検討する。並行して13年3月までに、大規模案件にアジャイル手法を適用できる技術者30人の育成を目
明確な定義なんてものは別になくてよいと思ってますが、自分の考えを表明するのは悪くないと思い書いてみようと思います。 自分の中での定義 「ソフトウェア開発においてムダを排除する努力と態度」 ※ 努力とは「現時点の技術力をもってチームが行える範囲での努力」 ※ チームができる範囲を超えた努力を求めるのは間違っています 何がアジャイルなのか? “agile”の意味を調べると 敏しょうな、素早い、機敏な、身のこなしの軽い、しなやかな、機動的な、鋭敏な、 いきいきした、活気のある、頭の切れる、頭の回転の速い といった言葉になるみたいです。 これだけ読むとアジャイルは短納期にソフトウェアを開発する手法なのでないかと思ってしまうかもしれません。 しかし実際には素早くソフトウェアを開発する手法なんてものはないと思います。あるといったらきちんとCI環境でテストコードを動かすなど単純作業の自動化であって、それ
ここ最近の「アジャイル」という言葉の使われ方に違和感を感じています。 年々システム開発のプロジェクトは、短納期化と低コスト化の流れが進んでおり、それによってリスクが増して且つ利益の出にくい状況になりつつあり、多くのシステム開発を請け負うシステムインテグレータは様々な取り組みを進めています。 そして、その一つとして期待されているのが「速い・安い」を実現する「アジャイル開発」だと言うわけです。もはや、まるでファストフードです。 大手システムインテグレータが集まってアジャイル検定を始めるようです。一部引用します。 アジャイル検定の本格運用に向けた、アジャイルソフトウエア開発技術者検定試験準備委員会を設立 近年、ソフトウエア開発では、厳しい経済不況などの影響を受け、ユーザーの要件を確実に、高品質に、より短期間で提供することが求められています。このような環境の下で、注目されているのがアジャイル開発手
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く