カーネルのバージョンが上がる度にカーネルモジュールもビルドしなきゃいけない,というのはめんどくさい。 しかも。 バイナリパッケージでカーネルモジュールをインストールしているとする。 このカーネルモジュールがシステム動作の上で必須だとすると,新しいカーネル(本体)がリリースされても,それに対応するバージョンのカーネルモジュールがリリースされない限り新しいカーネルにアップデートすることができない。 これは不便。そして危険。 なので,RHEL 5 から KMP (Kernel Module Package) という新しいカーネルモジュールのパッケージング方式がでてきた。 たとえば,centosplus のバイナリパッケージ(IIJ さんのミラー)で XFS のカーネルモジュールのパッケージを見ると, kmod-xfs-0.4-1.2.6.18_92.1.1.el5.centos.plus.i68