タグ

*漫画とひぐちアサに関するcrea555のブックマーク (14)

  • 契約‐再契約モデルの実践 〜『おおきく振りかぶって』14巻〜 - 辺境パリンクロン

    契約‐再契約モデル論のまとめ 前の記事では、「動機のアウトソーシングとリインストール(reinstall)」という主人公の“回心”プロセスを彼の成長物語として描く、いわゆる「契約‐再契約モデル」(以下、再契約モデル)についてスケッチしてみたが、今回はその具体的実践例について簡単に語ってみたいと思う。ゼロ魔もハルヒもグレンラガンのDVDもない自分の棚から、ぱっと再契約モデルの良い例を引いてくるのはなかなか難しかった*1のだが、もっとも構造が見やすい作品としてひぐちアサ『おおきく振りかぶって』を使うことにする。(※一応ネタバレがあります。) おおきく振りかぶって(14) (アフタヌーンKC) 作者: ひぐちアサ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/04/23メディア: コミック購入: 12人 クリック: 345回この商品を含むブログ (125件) を見る 主人公・三橋は才能はあるもの

    契約‐再契約モデルの実践 〜『おおきく振りかぶって』14巻〜 - 辺境パリンクロン
    crea555
    crea555 2010/05/18
    うん、やっぱりこのコマの三橋はいい「男の子」の顔してるよなあ。
  • ■ - paint/note

    「おおきく振りかぶって」の14巻を読んだ。やはりこのマンガは面白い。高校野球という素材を元にしていて、もちろんその緻密なゲーム描写が素晴らしいというのは大きいのだけれど、しかし私の様に野球にまったく興味も知識もない者にも迫ってくるこの「リアル」はなんなのだろう。まずそこにはぎりぎりまで深められた高校野球というゲーム(制度)への深い理解があるだろう。そしてそこから産まれるリアリティがあるだろう。しかしリアリティは「リアル」とは違う。つまり「現実感の表現」と、表現それ自体が現実を構成してしまうという事態は異なる。「おおきく振りかぶって」は、リアリティを表現するだけでなくそれ自体が「リアル」を立ち上げている。現実に現れる様相を詳細に描くことで得られる「リアリティ」は、それ単体ではリアルを露呈させない(むしろ過剰な描写はファンタジックになっていく場合が多い)。ここでひぐちアサが掴んでいる「リアル」

    ■ - paint/note
  • おおきく振りかぶって(14)/ひぐちアサ - 猫は勘定にいれません

    crea555
    crea555 2010/04/30
    "自分にはなにも出来なくて、相手に安パイだと見下されて、味方にだって内心ではダメだろうと思われてて、そのこと全部痛いほどにわかってて。"
  • ひたむき球児に元気もらい描く 高校野球連載漫画「おおきく振りかぶって」 ひぐちアサさんに聞く

    グラウンドを眺めながら浦和西高の井桁(いげた)努監督と話すひぐちアサさん=6月25日、県立浦和西高校グラウンド 今年も多くの人たちの心を揺り動かす“夏”がやってくる。全国高校野球埼玉大会の開幕まであと4日。埼玉県を舞台にした高校野球漫画「おおきく振りかぶって」の作者ひぐちアサさん(39)=さいたま市出身=は、連載前から母校の県立浦和西高校(同市浦和区)野球部員たちの成長を見守っている。ひぐちさんに高校野球の魅力と、ひたむきにプレーする球児たちの素顔を語ってもらった。 ▼原点は市立浦和ナイン ひぐちさんが連載中の「おおきく振りかぶって」(通称・おお振り)は、発足したばかりで1年生しかいない西浦高校野球部ナインが試合を重ねるごとに成長していくストーリー。一球一球にかける選手の心理を丁寧に描き、リアルな臨場感を表現している。 ひぐちさんは浦和西高の卒業生。在学中はソフトボール部と漫画研究会に所属

  • ひぐちアサ『おおきく振りかぶって』1巻

    ひぐちアサ『おおきく振りかぶって』1巻 ※3巻の短評はこちら 小中学生のころ、通信簿は5段階評価でほとんど「5」だった。というのは、しがない自分史の、みじめな自慢ではなく、そのなかで「体育」(このいいかたは、戦前の名残りではあるが、とりあえず使っておく)だけは「劣等生」でありつづけ、そのことが当時のぼくの、しょうもないプライドを傷つけつづけた。 うまれつき「運動神経」のにぶい者は、どうやっても上達しはしない、それは持って生まれた素質であり、体格であり、体力なのだ――こういう諦観がずっとぼくを支配していた。 「体育」とはいったい、どのようにしたら上達するものなのか、まったくわからなかった。小学生時代はサッカー部、中学生時代はテニス部だったが、まるでうまくならない。やみくもにパスやシュートを数多く打ってみる。乱打をしてみる。だが、流した汗の量に比例してうまくなるわけではない。それどころか、下か

  • 2007-06-18

    雨宮まみ氏が自身のサイトで述べているが、ひぐちアサという漫画家は、『おおきく振りかぶって』しか読んでいない人には判らないけれど、実はかなりダークサイドを持った漫画家である。 おおきく振りかぶって - 雨宮まみの「弟よ!」 特に8巻では、そのダークサイドが壁の向こう側からそっと顔をのぞかせているようであり、乙木としてはココがたまらない。 画像は内容とは全然関係ないが、篠崎愛ってことで。 花井(192P) 「中学で会っていたらオレァ間違いなくイジメ側に入ってたなー 「よかった 出会いが高校で」 仲沢呂佳(216P) 「いよう 負け犬」 仲沢利央 「う……兄ちゃん 帰ってたの」 仲沢呂佳 「洗濯モン とりにきたんだよ 負け犬」 仲沢利央 「ちょっとお」 仲沢呂佳 「なんだよ 負け犬」 仲沢利央 「その呼び方 やめてよォ みんな がんば……っ」 仲沢呂佳 「甘えたこと言ってんじゃないよ? 「そんな

    2007-06-18
    crea555
    crea555 2007/06/19
    あれ、俺の読んだヤサワタとは全然違う話らしいぞ? // 「自身の才能の限界すら(中略)冷たい視線で、弥恵を描ききっている。<弥恵も温かい視線で描かれてると思うのです。好意の反対は無関心というか。
  • ひぐちアサ「おおきく振りかぶって」3-6巻スコアボード雑感 - ひとりで勝手にマンガ夜話

    「おおきく振りかぶって」 スコアボード雑感 講談社 アフタヌーンKC 3〜6巻 ひぐちアサ 試合中にもかかわらず描かれないスコアボード。対三星戦の批評でそれがないことに少し触れた。野球マンガに親しまない読者にとっては、それがどれほどのことなのかわかりにくいかもしれないが、これは、全くもって野球マンガのあり方を覆しかねない事態なのだと私は勝手に興奮している。たとえば手元の野球マンガを拾って読んでみても、得点があったイニングには必ずスコアボードが描かれることを確認できよう。また試合を省略して描く際にも、スコアの経過だけで省略されたイニングの攻防を読者に想起させうることも出来る(これがたとえばサッカー物なら時計がその役目を担うだろう)。いずれにしても、得点経過というものは、登場人物たちの努力の結果を冷酷に描き示すものなのである。 では、これがあまりというか滅多に描写されないということは

  • おおきく振りかぶって

    「おおきく振りかぶって」1巻 講談社 アフタヌーンKC ひぐちアサ やっぱり野球漫画って面白い。もう最近はほとんど読んでいなかった。話題になっていた野球漫画も読まなかった。ポジション別に類型化されたキャラクター、だらだらと長引く試合描写、なんか飽きていた。 この作品もひぐちアサ作品だから読んだと言っていい。「ヤサシイワタシ」で内容以外の描写・髪の毛とか景色とかにも気に入って、好きな作家の一人になり、さて新連載が野球だというのだから、これをどう描くのかと待ちに待った単行一巻である。……めっちゃおもろいやん、指先がピリピリ痺れるね(ごめん嘘)、なんか読み終えたくない感じで、はやく続きが読めたくてたまらない(これは当)。 細かな感想はとりあえず保留しておく。一試合の頁数がまだわからない。読者の人気に胡坐をかいて、ちんたら試合を描写されてはすぐに飽きてしまう。それでも言っておきた

  • ひぐちアサ「おおきく振りかぶって」第5~8巻 対桐青戦精読 - ひとりで勝手にマンガ夜話

    「おおきく振りかぶって」 対桐青戦精読 講談社アフタヌーンKC ひぐちアサ「おおきく振りかぶって」5〜8巻より 西浦高校にとって初めての公式戦となる夏の県大会初戦は、前年度県大会優勝校の桐青である。チームの要にして監督からの信頼も厚い捕手・河合を主将に、フォークやシンカーといった決め球を持つ好投手・高瀬、長打力抜群の青木と、桐青にとっても大会初戦となるこの試合にレギュラーで臨み、西浦にとっては・というよりも作品にとって勝つもあり負けるもありという展開がために、先の読めない試合が描写された。最後まで目が離せないフィクションの野球を読んだのは何年ぶりだろう……。さて、ここでは、対桐青戦を追いかけてみる。 1 1回の攻防 2 コーチャーズボックスの田島 3 先取点の意味 4 スクイズを決めろ! 5 空振り三振は正面から描け 6 9回の攻防 あとがき 河合和己のラス

  • 「おおきく振りかぶって」1・2巻 対三星戦精読

    「おおきく振りかぶって」対三星戦精読 講談社アフタヌーンKC 「おおきく振りかぶって」1、2巻より 最高に面白い。実に良く計算された試合展開、行き当たりばったりでないきっちりと練られた内容に作者が前作から発揮する内面描写と細かな立ち居振る舞いの描写が加われば、つまらなくなる理由なんてない。野球漫画としてではなく、ひとつの作品として優れていると思う。 今回は1巻の感想に続いてそのしたたかさを確認していくと同時に、テキストを批評色の強いここに移したことを意識して、不満な描写も指摘していく。 まずは立ち上がり。栄口のセーフティバント、硬球に慣れている彼だからこそ出来る選択である。劇中でくどくどと説明されることはないが、この作品には試合前・後の描写によって試合中の選手の行動に大変な説得力を与え、個々の登場人物に息吹・リアリティを持たせている。この辺がすごい。初っ端からこれだから、4回

  • おおきく振りかぶって - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★はい、明日から6月ですね。6月22日(金)恵比寿MILKで開催されるオールナイトイベントに出演いたします。 詳細↓ http://www.milk-tokyo.com/schedule/schedule_200706.html#22 えっとですね、私、主催の方から出演者の方まで、誰一人として知り合いがいないので今ひとつどんなイベントなのかよくわかっていないのですが、テレビ番組形式で一人一時間ぐらいずつ何かしゃべるという感じらしいです。出演時間など、決まり次第またお知らせいたします。 普段「友達のイベントで回します〜」などと書いている、ターンテーブルにすらまともに触ったことすらない素人CDJ(レコードの匂いすら嗅いだことのない)たちのブログ態度を最低最悪にバカにしきっている姉ちゃんですが(今友達が一気に10人ぐらい減る音がしましたね! 失うことなど怖くないさ!)もちろん、出るからにはですね

    おおきく振りかぶって - 雨宮まみの「弟よ!」
  • 「大きく振りかぶって」アニメ化余話 - 舞音日々

    この春からアニメになっているセイシュン野球漫画「大きく振りかぶって」ですが。 この23日に待望の8巻が出て、桐青戦の決着が明らかになるといってあっちでもこっちでも話題が盛り上がってます。 この作品は、にゃいーう゛なピッチャーと俺様なキャッチャーのコミュニケーションのとれなさにやきもきするのもよいですが、その他、脇役がしっかりしてるので隅から隅まで面白いんですよね。 たとえば、「クソレフト」こと水谷君。たぶんルックスは西浦高校野球部内でも上の方ですが、軽めの性格やパーフェクトゲームを台無しにするバンザイ落球(フライをバンザイするような体勢から取り落としてしまう、おまぬけ系エラー)をやってくれたり(「クソレフト」はそのときのキャッチャー阿部くんの怒りのモノローグに由来)、去年の優勝校との試合、チャンスで「次、点を入れないと!」って勇み立って「(次の打者は)オレかよ!」とビビリまくったり、結構好

    「大きく振りかぶって」アニメ化余話 - 舞音日々
  • 『おおきく振りかぶって』(ひぐちアサ、講談社)

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

    『おおきく振りかぶって』(ひぐちアサ、講談社)
  • ひぐちアサ ロングインタビュー

    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

    ひぐちアサ ロングインタビュー
  • 1