当団体の教室で使用するテキストに付いていた Excelの練習問題をふと見ると、あるセルの数式が「=@IFS(F5>=2000,"A",F5>=1500,"B",TRUE,"C")」というように「@」が付いていました。(下図) 調べてみると、この「@」は「暗黙的な交差演算子」と言って、Excel 2016以降に導入されたものです。 Microsoftのサポートページによれば、動的配列をサポートするために導入されたということです。 上記サポートページは、一部に怪しい日本語になっているので、オリジナル英語版のリンクも付記しておきます。 英語では「Implicit intersection operator」と言うそうです。 それでは「暗黙的な交差」とは何でしょう。 それまでの Excelの数式を考えてみると、ある数式、例えば「=SUM(A1:A3)」の戻り値は 1つですね。 これは Excelの