茨城県の常磐自動車道や愛知県と静岡県の高速道路であおり運転をしたとして強要などの罪に問われている44歳の会社役員の初公判が水戸地方裁判所で開かれ、被告は起訴された内容をいずれも認めました。 会社役員の宮崎文夫被告(44)は去年8月、茨城県守谷市の常磐自動車道で、あおり運転をして会社員の男性の車を本線上に無理やり停車させ、男性を殴ってけがをさせたとして強要と傷害の罪に問われています。 また、この前の月には、愛知県岡崎市と静岡県浜松市の高速道路でもあおり運転をしたとしてそれぞれ強要の罪に問われています。 初公判は午後1時半ごろから始まり、宮崎被告は「間違いありません」などと述べ、起訴された内容をいずれも認めました。 被告は、黒のスーツに白いシャツ姿で法廷に入り、証言台の前でまっすぐ前を向きはっきりとした口調で答えていました。 検察は冒頭陳述で3つの事件について、「被告は被害者の車がみずからの車