「セキュリティに対する重要性は理解したけれど、用語が難しくて」という声を聞くことがよくあります。そんな方に、「今だから学ぶ!」と題して、連載でセキュリティの頻出用語を解説します。第41回は、「インターネット分離」についてです。 インターネット分離は、社内や庁内などの内部ネットワークとパブリックネットワークの接続を分けることを指します。例えば、金融機関や製造業の工場などインフラでは、重要なネットワークをインターネットから物理的に分離してセキュリティの脅威から防御していたり、インターネット専用端末を設置するなどで、インターネットからの脅威を防いできました。 近年、自治体が総務省から求められているセキュリティ強化の手法の1つとして、インターネット分離に注目が集まっています。 総務省は、日本年金機構の情報漏えい事故を受けて、自治体情報セキュリティ対策検討チームを発足させました。 自治体情報セキュリ
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