富士通は2023年5月23日、子会社富士通Japanが提供するコンビニ証明書交付サービスで立て続けにトラブルが発生している問題を巡り、システムを一斉点検するためにサービスを一時的に停止するよう自治体に要請したと発表した。 本番環境で実機点検を行うため、システム環境に応じて停止期間を分けるという。具体的にはSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)型は同年6月4日まで、オンプレミス型は同年5月28日までを予定する。 点検内容については、「実機を使って実運用環境のインフラ面、各種パラメーターの設定値、性能評価を行うことで、開発環境で確認した点検結果の妥当性を改めて確認する」(富士通Japan広報)とした。 日経クロステックの取材では富士通が同年5月22日付で、各自治体に対し時田隆仁社長の名義で「弊社コンビニ交付システムに関する即時停止および実機点検について(ご依頼)」と題する文書を送付し、サ