サイバーソリューションズは6月29日、従業員300名以上の企業に勤務する1063名に行った「企業のメールセキュリティへの取り組みに関するアンケート調査」の結果を発表した。 その結果、勤務先の電子メールで「送ろうとした人とは別の人に誤って送ってしまった」割合は 25.9%と、およそ4人に1人。誤送信の結果、「相手からクレームの連絡を受けた」は16.1%、「相手から損害賠償請求を受けた」は4.9%だった。 システム上の電子メール誤送信対策を導入している企業は7割以上の一方、未導入の3 割弱の企業は誤送信のリスク対策が十分とは言えず、対策導入が期待されるという。 導入割合が高い誤送信対策は、「送信メールを一定時間保留した後に送信する」40.9%、「添付ファイルを自動で暗号化する」33.2%、「送信メールを上長が承認して送信される」20.6%だった。 関連URL メール誤送信の実態調査 2023