群馬県富岡市は26日、市かぶら文化ホールの利用者1人の名前とメールアドレスを流出させる事案が発生したと発表した。不正利用などは確認されていないという。 市によると、同ホールのイベントに申し込んだ11人に落選を知らせるメールを25日に一斉送信した際、誤って他の受信者にも送信先が見える「TO」欄に1人のアドレスを入れ、さらに本文に宛名を記載した。 受信者からの指摘で発覚した。同日中に対象者に電話で謝罪し、11人全員にメールの削除を依頼した。 同市では16日にも、学校教育課が保護者107人のアドレスが見える状態でメールを誤送信する事案が発生しており、担当者は「庁内で再発防止に向けた注意喚起がなされたにもかかわらず、ご迷惑をおかけして申し訳ない。改めて再発防止を徹底していきたい」と陳謝した。

将来的な職員数減少が見込まれる中、人材の有効活用や庁内業務の平準化、生産性向上につなげようと、群馬県前橋市は12日、部署の枠組みを越えて業務協力する「たすけあい＋（プラス）」を始めたと発表した。独自設計した庁舎内アプリを使い、協力を依頼したい部署と協力可能な他部署の職員を結び付ける。 2025年3月末まで実証実験として行い、結果を踏まえて来年度以降の実用化を検討する。 余裕がある時などに他部署の仕事を手伝う意欲がある職員がアプリに...

群馬県教委は6日、安中市の松井田高で、学校説明会に参加予定の中学生ら84人に日程変更に関する電子メールを送る際、全員のメールアドレスが見られる状態で一斉送信するミスがあったと発表した。アドレスの入力欄を誤ったことが原因。 県教委によると、5日午後3時ごろ、9日開催予定の学校説明会について、台風の接近に伴い変更がある場合は同校のホームページで周知する旨のメールを送信。6日午前8時40分に参加予定の保護者から学校に指摘があって発覚した。 同校は参加予定者にメールで連絡して謝罪し、該当メールの削除を依頼した。現在のところ二次被害の報告は受けていないという。 再発防止に向け、県教委は「学校からメールを送信する際は複数の職員による送信先などの確認を徹底する」としている。

群馬県館林市は4日、市内36の居宅介護支援事業所へ利用者の個別避難計画作成を依頼するメールを送信した際、4事業所へ市内の対象者全員の情報を記載した名簿を誤送信したと発表した。 市安全安心課によると、8月29、31日、各事業所へそれぞれの利用者のみを記載した名簿を送ろうとしたが、4事業者に対し市内の全対象者650人が載った名簿を送った。名簿には住所や名前、要介護度などが記載されていた。事業所からの連絡で発覚した。事業所外への流出は確認していない。1日までに4事業所に謝罪し、該当する名簿とメールの削除を依頼した。 原因について同課は、担当職員が1人で名簿と依頼メールの作成を行ったため、チェックが不十分だったとしている。

群馬県によると、28日午後5時ごろ閲覧できなくなっていた県ホームページは、同日午後7時までに復旧した。

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個人に12桁の番号を割り当てるマイナンバー制度を活用し、国や県、市町村は18日から、行政手続きに必要な個人データなどをやりとりする「情報連携」を始める。３カ月程度を試行期間とし、問題の有無を確認後、本格運用に移る。 　試行期間中は、役所への提出書類を含め従来通りの手続きが必要で、住民の負担は変わらない。