佐賀県は1日、漁業種類ごとの資源管理協定を掲載している県のウェブサイト上で、協定を締結した漁業者5人の個人情報が誤って閲覧できる状態になっていたと発表した。期間は約5カ月半。情報の悪用などによる被害の報告はないという。 県水産課によると、20の漁業種類ごとに締結された資源管理協定のうち一つで、協定締結者5人の氏名や住所、船名、船の登録番号が誤って掲載されていた。期間は5月15日から10月31日まで。水産庁からの電話による指摘で発覚。ただちに削除した。 個人情報を誤掲載された漁業者5人は親族で、県は代表者を通して謝罪した。公表資料と個人情報を一つのデータにまとめていたことが原因だったとして、今後は分けて作成する。(栗林賢)