画像:大阪市より引用 大阪市は2024年11月5日、消防局に所属する職員が不正アクセス禁止法違反の疑いで、宮崎地方検察庁に送致されたことを発表しました。 大阪市によると、問題となったのは大阪市住之江消防署に所属する20代男性の消防士です。消防士は2024年6月頃、他人のSNSアカウントに不正アクセスした疑いにより、宮崎県警の取調べを受けていました。 大阪市はこれに伴い、事実関係の確認および厳正な対処を発表。信頼回復に努めると発表しました。 参照報道発表資料 職員の不祥事について

Cisco Systemsはこのほど、「Cisco Unified Industrial Wireless Software for Ultra-Reliable Wireless Backhaul Access Point Command Injection Vulnerability」において、同社のアクセスポイント製品に搭載されている管理ソフト「Cisco Unified Industrial Wireless Software」に緊急の脆弱性が存在するとしてセキュリティアップデートをリリースした。この脆弱性を悪用されると、認証されていない第三者に遠隔から管理者権限で任意のコマンドを実行される可能性がある。 Cisco Unified Industrial Wireless Software for Ultra-Reliable Wireless Backhaul Access Po
NutanixがAmazon Web Services(AWS)との戦略的パートナーシップを拡大する。2024年11月8日にNutanixが発表した情報によると、このパートナーシップは「Nutanix Cloud Clusters(NC2) on AWS」を活用したAWS移行を支援するもので、AWSは移行支援のプロモーショナルクレジットや「AWS Migration Acceleration Program」の特典を提供し、クラウド移行を一層容易に進められるサポート体制を整える。 両社は、このパートナーシップによってITモダナイゼーションを迅速かつ低リスクで推進でき、AWSの拡張性やセキュリティといった利点を享受できるとしている。 NutanixとAWSの協業によって、オンプレミスのNutanix環境をAWSにシームレスに拡張することが可能になり、クラウドとオンプレミス双方で一貫した環境が
サイバーセキュリティインシデントはここ数年、増加し続けており、毎日のように被害が公表されている。 本稿では、IIJがこれまでに調査・支援してきたインシデントのなかから留意すべきポイントや有益な知見を抽出して紹介する。 ここ数年、ニュースでも大きく取り上げられており、経営上の大きな問題になっているのがランサムウェア被害です。 IIJへの被害相談でも(暗号化まで行なわれた)ランサムウェア被害、もしくは(ネットワーク内に侵入されたものの)ランサムウェア展開前に気付いて暗号化は免れたというケースが多くを占めています。以前は前者のケースがほとんどでしたが、最近では後者のケースも増えています。これはセキュリティ監視を強化した効果と見られます。 警察庁が公開している「令和5年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」によると、感染経路の81パーセントはVPN機器とリモートデスクトップが占めており
サイバーセキュリティの重要性が高まる中、大阪府立病院機構の大阪急性期・総合医療センターが経験したランサムウェア攻撃とその後の対応は、多くの教訓を示唆している。この事件は診療システム全体の復旧までに73日を要するなど大規模被害に拡大したが、同センターの医療情報部診療情報管理室総括主査である森藤 祐史氏は、この経験から多くの知見と教訓を得ることができたという。具体的にどのような教訓を得て対策を進めていくのか。今回のインシデントの詳細とともに、森藤氏が解説する。 2022年10月、大阪急性期・総合医療センターで発生した情報セキュリティインシデントは、医療機関におけるサイバーセキュリティの重要性を浮き彫りにした。同センターのシステム体制について、医療情報部 診療情報管理室 総括主査である森藤 祐史氏は次のように説明する。 「当センターでは第6期総合情報システムとして、基幹の電子カルテシステムに加え
Published 2024/11/09 10:01 (JST) Updated 2024/11/09 10:02 (JST) 法務省は8日、戸籍の氏名に読み仮名を記載する来年5月26日施行の改正戸籍法に関し、各自治体から通知された読み仮名が正しい場合、国民は市区町村への届け出をしなくてもよいとする方針を示した。当初は正誤にかかわらず届け出を求めるとしていたが、自治体の事務負担軽減のため簡略化する。通知は施行に合わせて郵送で自宅に届く。 法務省によると、全国の市区町村が住民票に記載された読み仮名を基に通知を作成する。施行後1年以内に届け出がなければ、通知通りに登録される。誤りがある場合は、その間に届け出なければならない。 改正法では読み仮名として許容される基準を「氏名に用いる文字の読み方として一般に認められているもの」としており、法務省は自治体向けにより具体的な指針を示す。国民からの問い合
本連載では、キーマンズネットが企業の情報システム部門を対象に実施したアンケート(実施期間:2024年8月7日~10月4日、回答数:246)の結果を基に、情シス部門の課題や担当者の働き方、スキル、対応に追われた業務など、現場の実情を紹介した。ここからは番外編として、アンケートで募集した「情シス川柳」を複数回にわたってお届けします。 今回のテーマは「働き方と情報共有」。情シスの心の叫びが込められた、同業者なら思わず共感してしまうような力作が寄せられました。なお、今回はたくさんの方々に投稿いただいたため、それらの中から編集部が厳選した川柳を発表いたします。今回、発表とならなかった作品も多くありますが、応募していただいた全ての方々に心より御礼申し上げます。 「覚えてよ 俺は全然……」 多忙な情シスの心の叫び まずは、情シスの働き方に着目した川柳の中から一句を紹介します。 覚えてよ オレは全然 休め
加速する少子高齢化でデジタル化は必須事項 神奈川県横浜市は、日本最大の基礎自治体だ。人口は日本の全人口の3%にあたる377万人で、四国四県の人口合計をも上回っている。それだけに働く職員数も多く、横浜市役所で働く職員の数は教職員も含めて約5万人。今回、講演した福田次郎氏は、同市でCIO補佐監とCISO補佐監を兼務している。 「私は副市長が務めるCIOとCISOの補佐監を担当しています。2015年からCIO補佐監として、横浜市全体のIT戦略とIT業務の効率化を統括してきました。その後、CISO補佐監としての役割も担うようになりました。CIOとしては、デジタル化を通じて市民サービスの向上を目指しています。一方でCISOとして、市全体のセキュリティポリシーを策定し、情報漏洩やサイバー攻撃に対処する体制を整えています」 福田氏は横浜市の課題を次のように指摘する。 「少子化と高齢化が進み、労働人口の減
KNT-CTホールディングスの子会社で旅行サービス大手のクラブツーリズムは、サイバー攻撃を受け、顧客の個人情報が流出したおそれがあることを明らかにした。 同社によれば、10月30日19時過ぎ、業務を委託しているシステム会社より一部サーバが侵害を受けたとの報告を受けたもの。被害を受けたのは、あらたに構築を進めていたサービス提供前のサーバだったという。 同社では対象となるサーバを隔離し、被害状況を確認したところ、特定期間の同社海外ツアーに申し込んだツアー参加者のローマ字氏名、性別、年齢、生年月日、航空券予約番号、旅券番号など約4000件が外部に流出した可能性があることが判明した。影響範囲について詳しく調べている。 問題の発覚を受けて、同社は警察へ相談するとともに個人情報保護委員会へ報告。対象となる顧客に対してはメールや書面で連絡を取っている。 被害が発生したサーバは、構築中のサーバに限られ、稼
画像:福岡市より引用 福岡市(福岡県)は2024年10月17日、市立高校である福翔高校のオープンスクールに関連した電子メールの誤送信により、352名のメールアドレスを漏えいしたと発表しました。 福岡市によると、福翔高校では2024年10月16日、オープンスクール参加予定の 生徒や保護者に宛、案内メールを外部一斉送信しました。ところがメールアドレス入力時、本来「BCC」で送信すべきところを「To」に入力し送信していたことが判明。結果、送信先となった352名の間において、お互いのメールアドレスが漏えいが発生しました。 福翔高校では誤送信に伴い、事案発生の謝罪および誤送信メールの削除を依頼するメールを対象者に宛て送信しました。また、対外メール送信前の複数名での確認を徹底し、再発防止に努めると発表しました。 参照個人情報(メールアドレス)の流出事案について
いつものように出勤したら、会社のWindows Server 2022のシステムが一夜にしてWindows Server 2025にアップグレードされていたという、システム管理者にとっては悪夢のような出来事が発生したとの体験談が、掲示板型ソーシャルニュースサイトのRedditに投稿されました。 Windows 2022 Servers Unexpectedly Upgrading to 2025, Aaaargh! byu/Fatboy40 insysadmin イギリスの中小企業で働いているというRedditユーザーのFatboy40氏は、2024年11月5日に「Windows 2022サーバーが予期せず2025にアップグレードされました、あああ!」と投稿しました。 そのスレッドでFatboy40氏は「今朝、職場に着くと何かが少し変でした。さらに調査を進めたところ、私たちのWindows
マイクロソフトが最新のWindows Server 2025をリリースする中、予期しないアップグレード問題が浮上している。特に注目されるのは、イギリスの企業が運営するWindows Server 2022が夜間に突如2025へとアップグレードされたケースである。 Redditのr/sysadmin上では、KB5044284のセキュリティ更新がオペレーティングシステム更新と誤って分類されたことが原因と指摘されており、Heimdalパッチ管理システムがこれを機能更新と認識した可能性がある。加えて、他のユーザーも同様の事例を報告し、更新内容の表示が一貫していない点が問題視されている。 Windows Serverの更新問題がもたらすライセンスリスクとその背景 MSPoweruserが報じた事例では、マイクロソフトがリリースした最新のWindows Server 2025が、一部のシステムにおいて
群馬県が実施している「令和6年度こども施策推進に係る意見聴取業務委託事業」において、イベント参加者の個人情報が漏洩する事案が発生しました。 今後、このようなことがないよう管理・監督を徹底し、再発防止に万全を期してまいります。 1 概要 本年10月25日(金曜日)、業務委託先である株式会社NLG(以下「事務局」という。)がイベント申込者に電子メールを送信した際、参加申込者38名の個人情報(メールアドレス(一部に氏名を含む。))が他の送信者でも閲覧できる状態にあったことが特定の申込者からの指摘で判明した。 なお、誤送信した電子メールは既に削除依頼済みで、個人情報等の不正利用は確認されていない。 2 経緯 10月28日(月曜日) 特定の申込者から、県に指摘があり発覚 県は事務局に状況把握を指示 県は事務局からの報告を受け、個人情報の漏洩が該当する申込者に対し、謝罪及び当該メールの削除を依頼するよ
群馬県は、イベントの申込者へ送信したメールにおいて送信ミスがあり、メールアドレスが流出したことを明らかにした。 同県によれば、こども施策推進の意見聴取業務について委託しているNLGが、イベント「ぐんまこどもみらいワークショップ2024」「ぐんまこどもみらいフォーラム」の申込者38人へ10月25日にメールを送信したところ、誤送信が発生したもの。 受信者間でメールアドレスが閲覧できる状態となっており、同月28日に申込者から同県へ指摘があり問題が発覚した。 委託先では対象となる申込者にメールで謝罪。誤送信したメールの削除を依頼した。また同県も対象となる申込者にメールで謝罪を行っている。 (Security NEXT - 2024/11/08 ) ツイート
ふくおか歴史資源活用協議会は、イベントの抽選結果を通知するメールで操作ミスがあり、申込者のメールアドレスが流出したことを明らかにした。 事務局を務める福岡市によれば、10月28日19時ごろ、委託先である東武トップツアーズより「ふくおか歴史文化遺産ウォーク in 福岡城・鴻臚館」に関するメールを送信した際、誤送信が発生したもの。 文化体験イベントへ事前に申し込んだ15人に落選を通知するメールを送信した際、送信先を誤って宛先に設定したため、受信者間にメールアドレスが流出した。 対象となる申込者にメールで事情を説明するとともに謝罪し、誤送信したメールの削除を依頼。あわせて電話による謝罪も行っている。 (Security NEXT - 2024/11/07 ) ツイート
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