若者に愛された名古屋・大須の老舗ゲームセンター「ゲームスカイ」が22日で閉店することになり、インターネット上で惜しむ声が相次いでいる。ゲームセンターは減少傾向にあり、経営者の加藤博信さん(57)は「個人経営には厳しい時代になった」と話している。 ゲームスカイでは14日、閉店を知った多くの客が訪れて熱気にあふれ、中には富山県から来た人も。15年来のファンという名古屋市南区、会社員山田博之さん(30)は「青春時代を過ごした場所。雰囲気が大好きなのに」と寂しげだった。 ゲームスカイはスペースインベーダーが登場した2年後の1980年に誕生。約130平方メートルにゲーム機約60台が並び、1時間1000円などの「貸し切り台」もある。対戦型格闘ゲームの大会に全国から約200人が集い、店外にあふれた。加藤さんは「様々な世代がつながるコミュニティーになっていた」と話す。 警察白書によると、ゲームセンターなど