「体罰」の意味を知らない人が多く、それを利用して問題が起きたときにすり替えて誤魔化す学校関係者も多い。 「体罰」は、教育的見地から懲戒を加える目的で身体的苦痛を与えることである。だから法律でも、教員が児童と生徒に懲戒を加えることはできるが体罰であってはならないという趣旨で明治時代に決まって現在まで続いている。 親と違い教師は専門職で、指導方法についてその技法があり、これらを正式に学んで免許を受けているのだから、体罰に至ることがあってはならないということだ。 つまり、体罰が問題となるのは、教育的懲戒として違法な手段に及んだ場合である。ところが、現実に問題となって騒がれているほとんどは、単に、教員が自分の思い通りにならないので感情的になっただけである。これは体罰ではなく暴力行為に過ぎないから、体罰に失礼である。 なのに、それを学校当局は体罰があったと発表する。常套手段だ。問題を軽く見せかけたう
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