ソフトバンクモバイルの一部の携帯電話で、深刻な脆弱性が見つかっている。個人情報を抜き取られる可能性があるほか、ブラウザーを使うほぼすべての機能を外部から悪用される危険性がある。(テクニカルライター・三上洋) 2006年以降発売の107機種に問題 iPad発売の騒ぎが続いているが、その前日の5月27日にソフトバンクモバイルが「ブラウザのスクリプト設定について」というリリースを出している。 携帯電話内蔵のブラウザー(Yahoo!ケータイとPCサイトブラウザー)で、Javaスクリプトを有効にした状態で悪意のあるサイトを見ると、個人情報などを盗まれる危険性があるというものだ。対象となるのは107機種で、2006年以降に発売された大半の機種が対象になっている。 悪意のある人物から携帯電話へ不正アクセスされ、個人情報を盗まれたり、掲示板やツイッターなどに勝手に書き込みをされる恐れがある。具体的な