「ドラクエ史観」という病が日本のゲームマスコミにはある。 『ドラゴンクエスト』シリーズがあまりに偉大な国民的ゲームになってしまったため、「ドラゴンクエストが日本のRPGを作った」とか言い出す病の事である。 前にも書いたが、海外RPGで『ウルティマ』シリーズや『ウィザードリィ』シリーズがあって、そこからいきなり『ドラゴンクエスト』が現れてヒットし、日本のRPGの夜明けがきた! こう思い込んでいる人がやたら多いんである。 ユーザーレベルならともかく、ゲームマスコミやゲームライターたち、つまりお金を貰ってゲーム記事を描いているような人たちまでもが、そんな今さら司馬遼太郎ソースで織田信長について語ってしまうような事を平気でしているのが、今のゲーム業界なのだ。 ふざけるでない。 そもそも日本のRPGは、まずパソコンゲームとして『ウルティマ』や『ウィザードリィ』に触発されて生まれた国産RPGが存在する
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