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ブックマーク / novtan.hatenablog.com (10)

  • Web口振受付と即時口振に頼らなければならない新型決済スキームの問題 - novtanの日常

    ドコモ口座の問題はシステム的な部分でいうと「人確認と認証が甘い」に尽きるんですが、それ以前の問題として、このビジネススキームが何を根拠に成立していて、その根拠に基づいた対応が行われていたか、ということがありますね。なにぶん、それなりに新しいことをやろうとしている話なので必ずしも法整備は十分ではないし、抜け道というか、既存の制度だったらこうすれば使えるよね、というスキームをひねり出して実施していくわけです。なので、根的な法律や制度の問題とは別に、2者間で成立させるための個別の契約が必ずあるわけです。それがどのくらい今回の事態を想定していたかは定かではないですけれども、少なくともここについて一般に開示されることはないでしょう。でも、そこがキモってのがこの話の難しいところ。 とはいえ、銀行との資金移動に持っていく部分については口振契約ということは明らかですので、そのへんをちょっと考察してみま

    Web口振受付と即時口振に頼らなければならない新型決済スキームの問題 - novtanの日常
    cubed-l
    cubed-l 2020/09/11
    Web口振については収納機関の本人確認は大前提として、銀行側も認可システム必須にして欲しくはある。しかし、銀行側でもネットバンクに登録していない人は口座との紐付けがないので認可なんか不可能だもんな
  • 続々連携がストップしているドコモ口座とWeb口振受付の問題について - novtanの日常

    詳細不明なところもありますのでなんとも言えないんだけど、外部から見える範囲でわかる問題点について解説してみます。詳細を調べたら問題なかったり、中の人だけが知っている仕様によってクリアされている問題もあるかもしれません。 事実誤認があれば訂正しますのでよろしく。 そもそもドコモ口座って? ドコモユーザーならおなじみ、それ以外でも使えるアカウントサービスである「dアカウント」に紐づけてキャッシュレス決済などで使用できる電子マネー(だよね)のことです。 dアカウントは元々はドコモ契約者向けのアカウントサービスだったんですが、スマホを起点としたサービスを提供するに当たり、汎用的なアカウントサービス(ID提供サービスとも言えます)にするためにドコモの回線契約とのつながりを限定的にしたものです。GoogleアカウントやFacebookアカウントでのログインと同様、dアカウントでのログインができるように

    続々連携がストップしているドコモ口座とWeb口振受付の問題について - novtanの日常
    cubed-l
    cubed-l 2020/09/09
    「Web口振受付そのものが本人確認の手段になっている」ここと「口座番号+キャッシュカード暗証番号+α」ここね
  • システムの作り逃げはなぜ起こるのか - novtanの日常

    流石にイラッとしたので殴り書いておこう。 xtech.nikkei.com あのね、こういうのって発注側に責任があることがほとんどですよ。「要件を満たすクソコード」を生むのは発注側ですよ。早く安く=クソコードリスク極大なんですよ。をーたーほーるで設計をちゃんと検収するとかすればよかったんじゃないですかね?あるいは、「正しい見積を出してきたベンダーに任せる」のですよ。それを判断できない?じゃあ、高いITベンダーに「い物にされている」と思わずに依存してください(その方が絶対品質上がるので。金はかかるけど)。 あくまで筆者の経験を基にした主観的な見解だが、「作り逃げ」は「なんちゃってアジャイル」(雑に手早く構築することがアジャイル開発だと勘違いしている)なベンダーやエンジニアに目立つ。 この話も、現象として捉えると確かにそのとおりだと思うけど、これ絶対ろくなRFPを振り出してないし、コンペにな

    システムの作り逃げはなぜ起こるのか - novtanの日常
    cubed-l
    cubed-l 2020/03/27
    記事とは関係ないが、要求と要件は違うことくらい理解して欲しいと思うことは度々あった
  • タワーマンションと駅徒歩何分のお話 - novtanの日常

    素朴な意識として何度も触れているけれども、東京やその周辺において、「駅徒歩何分」の差異が大きな価値を持っていることが僕にはあまり理解できない。古くからの住民としては駅徒歩何分なんてのは通勤や遠出をするときのちょっとした時間の問題に過ぎなく、そこに住む(というよりは居る)ことはそこに愛着があるというようなものではある。 だから、一人暮らしをしようとして、実家から出るなら駅に近づかないと意味ないよねーからの駅チカ高杉問題という経験を持っている人は多いのではないか。 駅直結のタワーマンションで云々、という広告を見るたびに「へー誰が住むんだろうね」という感想をみんなで漏らしながら、その街の良さはどこだったろうと心を巡らすのだ。 言ってみれば、駅徒歩何分にこだわるということは、都会の忙しさに直結する住まいを選択するということにほかならないのではないか。魂を都会というものに縛られている。でも、同じ街で

    タワーマンションと駅徒歩何分のお話 - novtanの日常
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    cubed-l 2019/10/17
  • 7Pay問題から考えるビジネスとITの課題について - novtanの日常

    今回の問題はもう馬鹿かというほど素人のご意見がばら撒かれているくらいは世の中が騒然としていますがね、とりあえず最初に言っておきたいのが、この問題がいかにダメかと言っている技術者に対して「経営課題ガー」とか言っているのはもうアホ極まりない話で、そもそもITをどう使うかということそのものが経営課題である昨今においてこのレベルの問題を起こした企業の「経営課題」なるものを多少なりとも免罪的に持ち出すのはホント糞だと思う。 で、楠さんまで「ベンダー任せが一因」みたいなことを言っていて、まあ確かにそういう面もあるんだろうけど、正直なところ、今回の件はダメをダメと言えないガバナンスの問題なんだと思う。とはいえ、ここの真実は当事者にしかわからんのでこれ以上突っ込むのはやめておこう。 で、問題はomni7の方、と言い出す人も出てきているのでなんともかんともなんだけどさ、先ずもって今回の最大の問題は「ID/P

    7Pay問題から考えるビジネスとITの課題について - novtanの日常
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    cubed-l 2019/07/06
  • オタクのキモさと差別について - novtanの日常

    質的な話、と言っても全国民が同意する類のものではないと断っておくとして。 オタクが「キモいもの」であることは現在におけるオタクの定義においては大半の人が「そんなことはない」と否定されるものではないかと思う。ただ、ここでいうオタクは「サブカル(というと語弊があるかもしれないが)を趣味とする」人のように、趣味のジャンルを指しているようにも思える。いわゆるオタクカルチャーの需要者ということ。 しかし、このように意味が薄まった結果「特に差別されているわけではないオタク文化の需要者」が「オタク差別などない」と簡単に言ってしまうのはその人達が質的にはオタクではないから、ということに起因しているように思う。このような分析はもう20年以上も繰り返されてきたことの再提示に過ぎないんだけど。なので、ここから書くことは今更感のあることだけだし、解釈が多様に分かれる正解のない話でもある。 質的にオタクとはな

    オタクのキモさと差別について - novtanの日常
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    cubed-l 2018/04/28
  • 低俗な笑いとどう向き合うか - novtanの日常

    保毛尾田保毛男の問題は今の時代に蘇ったから問題なのではなくて、以前から問題だったんだけど、この問題の質的な課題はこの件が別に「同性愛者を笑い者にしたい」という動機から起こっていることではなかろうということだよね。単に「視聴率を取りたい」。ここまでカリカチュアライズされたキャラクターってテレビ以外では開陳する意味がなさそうな気がするしね。 同性愛者ターゲットの物に限らず、笑いの機能の一つに人を馬鹿にするということはあるし、誰にでも起こる失敗を笑うような事自体はある種の安全弁としては重要だし、異質なものを笑うということもある種の安定性において必要なことがある(怖い、を怖くないに転化するようなことも含めて)と思うんだよね。 その手の話の中でマイノリティーを笑い者にするってのはもっとも低俗でありながらこうかはばつぐんだ!みたいなやつなんだけど、それはそれとしてそういったものに対する面白さを感じる

    低俗な笑いとどう向き合うか - novtanの日常
    cubed-l
    cubed-l 2017/10/02
  • 科学の手続きで行われた不正はバレるべくしてバレて叩かれるのにニセ科学は検証されないどころか無批判に紹介されることもあるというマスコミのアレはどう考えればいいのさ - novtanの日常

    タイトルで言い尽くしてしまった… というのもなんなので… 不正がバレるってのは科学としては健全なわけじゃないですか。残念だけど。でまあ捏造で問題になって叩かれるってのは世の中のゴシップ体質というかなんというかで不健全ではあるけどある程度しかたないかなとも思うんだけどね。 じゃあ、そもそも捏造だったり不誠実だったりするニセ科学はなんで同じように叩かれないのかな。徹頭徹尾無視されているということであればわかるんだけど、好意的に紹介されてしまったりすらするじゃないですか。 これはどういうことか。 一つの可能性として考えているのは「かもしれないに対するロマン」かなあ。でもEM菌なんて「実際に効果が!」なんて言っているわけでしょ。でたらめだけど。Natureと結託して、EM菌論文(もちろん結果捏造)を掲載させた上で「あれ、実は捏造でした」ってやったら大バッシング大会になるのかな? なんとなく、今回の

    科学の手続きで行われた不正はバレるべくしてバレて叩かれるのにニセ科学は検証されないどころか無批判に紹介されることもあるというマスコミのアレはどう考えればいいのさ - novtanの日常
  • 早速ニセ科学界隈が騒ぎ出している模様 - novtanの日常

    ちょっと具体的な発言を見つけられなかったんですが、もっともらしい話なので警告的に書いておきます。 「どんなアイデアも全部ありえない事と前例主義で潰していくニセ科学批判派」 小保方さんはアイディアを不十分なエビデンスとともに提示したところ、ありえないとして認められませんでした。前例主義ではなくエビデンスが主張を証明するに足るものではなかったからです。 小保方さんは、科学の前例主義が自分を拒んでいるという考えを抱かず、科学の方法が自分の考えを証明してくれることを信じて愚直にエビデンスを積み上げていった結果、今回、十分に信頼するに足ると認められました。 ニセ科学と呼ばれている人々が決してやらないエビデンスの積み上げをです。 一緒にしては失礼です。 今回のことはありえないと否定されたことが後で認められる「こともある」だけであり、ありえないと言われたことが真実であることを担保することには全くなりませ

    早速ニセ科学界隈が騒ぎ出している模様 - novtanの日常
  • ブラック企業がブラック企業と指摘した相手を訴えなければならない理由 - novtanの日常

    いやー、ブラック企業批判をした個人サイトとか戦々恐々ですよね! 真面目な話、個人に対して来たらキャンペーン張るしかない感じだけど、まだそこまでじゃないかな。 柳井氏は、文春新書の『ブラック企業』によって名誉を棄損されたと主張しながら、大手出版社である文芸春秋者社には何もいわず、「社会的に力のない一著者」だけを狙い撃ちにして、脅しの文章を送りつけてきた。単なる大学院生の私に、億万長者の柳井氏の弁護団から「脅し」が届いたことは、極めて滑稽 2013-06-10 12:03:09 via web こういうのって、SLAPP訴訟と言って非常に企業イメージを落とす原因ともなりうるよね。そもそもそれをやることがブラック企業の証明です!みたいな。訴訟なんてしなくても公明正大に自らの正当性を世に訴えればよろしい訳で、少なからず心当たりがあるからこそブラック呼ばわりに対して何らかの対抗措置をしなければならな

    cubed-l
    cubed-l 2013/06/12
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