NTTコムウェアでは、システムインテグレータとして指紋認証ソリューション「e-UBF」を提供している。周波解析法というアルゴリズムを利用したことで、指紋認証における弱点といわれる部分がカバーできると判断したためだ。 NTTグループがかなり早い段階からバイオメトリクスソリューションの導入を開始していたため、システムインテグレータとしてバイオメトリクスの提供を開始した実績はあった。しかし、本格的に指紋認証ソリューションの提供を開始したのは、e-UBFから。現在は評価版の提供を開始、およそ500システムの評価版が利用されているという。今回は、インテグレータとしての立場から見たバイオメトリクス製品について、同社に話を聞いた。 ■ 周波解析法を利用したシステムを提供 NTTコムウェアでは、NTTグループ内での個人認証導入の必要性から、バイオメトリクスを使ったITソリューションに早い段階から取り組んで