高齢者のスマホ利用が増える中で、中国工信部はユニバーサルデザインの考え方に基づいた「高齢者版」のデザインガイドラインを発表し、各アプリがそれに沿って高齢者版アプリを公開している。ところが、最近、若者がこの高齢者版を好んで使う例が増えているという。その理由は広告だと北京日報が報じた。 高齢者向けデザインガイドラインを定めた中国工信部 「中国インターネット発展状況統計報告」(中国インターネット情報センター)によると、ネット利用者のうち60歳以上の人は11.2%になっている。高齢者のネット利用は、今までスマートフォンなどを使わなかった人が使うようになり、伸び続けている。 しかし、一方で、高齢者は視力や聴力に衰えもあり、アプリによってはうまく使いこなせない、あるいは使いこなすのに苦労をするということが起きていた。 そこで、工信部は「モバイルインターネットアプリ高齢者対応ユニバーサルデザイン規範」を
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