急激な拡大フェーズが終わりを迎え、成熟感が増してきたスマートフォン向けゲーム市場。エンジニア不足や開発費の高騰を苦にして、事業縮小や撤退を余儀なくされる企業も少なくない。そんな中で異色の成長を遂げている企業がある。サイバーエージェント傘下のCygames(サイゲームス)だ。 同社は『進撃のバハムート』に始まり、「グラブってる?」のCMで知られる『グランブルーファンタジー』や『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』(バンダイナムコエンターテインメントとの共同開発・運営)、『Shadowverse(シャドウバース)』など続々とヒットを飛ばしてきた。 2011年の創業からわずか6期目で売上高780億円、経常利益233億円(2016年9月期)を稼ぐ企業へ成長。この経常利益額は、サイバーエージェントが同年度に稼いだ額(353億円)の実に6割以上を占める。 サイバーエージェントの
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