東京商工リサーチによると、ゲーム開発会社のディンゴ(東京都渋谷区)が4月25日、東京地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は約3億4000万円。 プレイステーション・ポータブル(PSP)向けのゲームソフト「初音ミク-Project DIVA-」や、スマートフォンゲーム「オカルトメイデン」を企画開発し実績を重ねたが、近年は同業との競争激化から受注不振に陥り、資金繰りが悪化。資金調達が限界に達し、破産手続きを弁護士に一任していたという。 関連会社のクリエイティブネットワークスも同日、東京地裁から破産開始決定を受けた。ゲームソフトの企画開発などを手掛けていたが、ディンゴに連鎖した。 関連記事 ディンゴが自己破産へ PSP「初音ミク-Project DIVA-」「ラブライブ!スクパラ」など開発 「初音ミク -Project DIVA-」「フォトカノ」「ラブライブ! School idol proj