タカラトミーが手がける男児向けおもちゃ「新幹線変形ロボ シンカリオン」シリーズが人気だ。実在する新幹線がロボットに変形するもので、ベースは同社の定番商品「プラレール」。その結果、少子化にもかかわらず2017年度のプラレールの売上は過去最高水準だったという。なぜ定番商品から新たなヒットが生まれたのか――。 アニメも人気の「新幹線変形ロボ」 タカラトミーが手がける男児向けおもちゃ「新幹線変形ロボ シンカリオン」シリーズが人気だ。「実在する新幹線がロボット“シンカリオン”に変形する」というアイデアをキーに、主力商品の「デラックス シンカリオンシリーズ」では、タカラトミーの看板商品であるプラレールがロボットに変形。現在までに13種類を発売している。 2018年からは同タイトルのテレビアニメを放送。主人公「速杉ハヤト」と周囲の人々が共に戦って成長する姿を描き、子供から大人まで幅広いファンを獲得した。