Webの技術を使ってデスクトップアプリケーションを作ることができる開発環境である、「Adobe AIR(旧名 Adobe Apollo)」のパブリックベータ版が6月11日にリリースされました。 ここ数年、Webアプリケーションの進化がめざましく、表計算やワープロといった今までテスクトップ専用のものだと思われていたアプリケーションまで、Webブラウザ上で扱うことができるようになってきました。 Adobe AIRは、Webアプリケーションで使われている、HTML、CSS、Ajax、Flashといったテクノロジを使つつ、Webブラウザに依存しない、スタンドアローンなアプリケーションを開発・実行できる新しい環境です。 本連載では、Adobe AIRとRuby on Rails(以下、RoR)を使って、Webブラウザだけではない、新しいタイプのWebアプリケーションを作る方法を紹介していきます。 A