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ブックマーク / www.scutum.jp (3)

  • 高度なコマンドインジェクション攻撃とその対策

    はじめに ScutumはフルマネージドなWAFサービスなので、利用しているユーザさんが気づかない間にどんどん変化し、防御能力を強化しています。これらの強化された点について、これまではあまり宣伝や周知を行っていなかったのですが、今後は少しずつ、このブログでお知らせしていこうと思っています。 防御を強化しているポイントはマニアックな細かなものから重要なものまで多岐に渡ります。今回紹介するのは、我々としてはかなりインパクトがあると考えているものです。 2019年の秋に、コマンドインジェクションに対する防御能力を強化しました。コマンドインジェクションといっても普通のものではなく、比較的最近になって知られるようになった、「WAFを回避する」種類のコマンドインジェクションです。 WAFを回避するコマンドインジェクション 攻撃者とWAFの間では互いに「見つからないように」「見逃さないように」というイタチ

    高度なコマンドインジェクション攻撃とその対策
    dai0916
    dai0916 2020/03/20
  • Tomcatに見つかった3つの脆弱性について

    はじめに Apache Tomcatに立て続けに見つかったCVE-2017-12615~12617の3つの脆弱性は基的には同じ原因によるものでした。3つのうち2つは任意のJSPファイルをPUTリクエストでアップロードできてしまい、アップロード後にアクセスすることでJavaのコードが実行できてしまう、というパターンのRCE。残りの1つはJSPがそのまま静的ファイルとしてアクセス可能なためにソースコードが漏洩してしまう、というものです。 今回JPCERT/CCも注意喚起するなど、広く知られることになりましたが、一方でなかなかパッチが提供されないという状況にもなっています。今回はこの脆弱性についての調査を報告します。 readonlyパラメータとは何か JSPがアップロードできてしまうのはreadonlyパラメータがfalseになっている場合です。このパラメータはデフォルトでtrueであり、f

    Tomcatに見つかった3つの脆弱性について
  • Struts2が危険である理由

    はじめに 2017年3月、Struts2にまたしても新たな脆弱性(S2-045、S2-046)が見つかり、複数のウェブサイトにおいて情報漏洩等の被害が発生しました。筆者は2014年4月(およそ3年前)に「例えば、Strutsを避ける」という記事を書きましたが、今読み返してみると「やや調査不足の状態で書いてしまったな」と感じる点もあります。今回、良いタイミングなのでもう一度Struts2のセキュリティについてざっとまとめてみたいと思います。 なぜJavaなのにリモートからの任意のコード実行(いわゆるRCE)が可能なのか Struts2はJavaアプリケーションであり、Java製のアプリケーションサーバ上で動作します。Javaはいわゆるコンパイル型の言語であるため、通常はランタイムにおいて任意のコードを実行することはできず、RCEは難しいはずです。 JavaのウェブアプリケーションでRCEが成

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