「さて、君はどうするんだ? わたしと契約するのか、しないのか」。そう迫られて、もともと焦りを感じていた“僕”は、気づいたら「やります」と頷いていた――本書は、凄腕経営コンサルタントである黒岩が、転職に踏み切れないまま30歳になってしまった“僕”に「転職の思考法」を授ける物語である。 本書は発売からたった2カ月で10万部を突破した、これまでにない“キャリア本”だ。ビジネスパーソンは、今のままではいけないと頭ではわかっていても、なかなか転職には踏み切れないものだ。本書はそんなビジネスパーソンに究極の「転職の思考法」を伝授する、小説仕立てのビジネス書となっている。 おすすめのポイントを2つ挙げよう。1つ目は、小説として非常に読みやすく、おもしろいということ。2つ目は、小説を読み進めるうちに、転職するときに意識しなければならないことは何か? どうやって自分に合った転職先を見つけていけばよいか? な