東北道や関越道と比べ、長い渋滞が少ない傾向の常磐道。福島県いわき市以北で最高速度が低くなることから、通常は東北道経由よりも時間を要しますが、交通量が多いときには東北道経由より1時間以上の短縮となることもあります。 長い渋滞が少ない常磐道 異例の10連休となる2019年のゴールデンウイーク。高速道路も交通量が増え、各所で渋滞が予想されることがNEXCOから発表されています。首都圏で特に長い渋滞の発生地点としては、東北道の羽生PA付近(下り)や加須IC付近(上り)、関越道の東松山IC付近(下り)や高坂SA付近(上り)などで、最大30kmから40kmと予想されています(いずれも埼玉県内)。 拡大画像 常磐道の南相馬IC付近。いわき中央IC以北は暫定2車線区間が続く(2018年11月、中島洋平撮影)。 そうしたなか、このような長い渋滞の発生が予想されていない路線のひとつが常磐道です。10km以上の