最後に笑ったのはドイツだった。 ワールドカップ制覇は1990年イタリア大会以来、実に24年ぶり。通算4度目のタイトルになる。南米開催の大会における欧州勢の優勝はこれが初めてのことだ。 準決勝ではホスト国のブラジルを7-1という空前絶後のスコアで破るなど、ワールドカップの歴史を大きく書き換えている。さらに大会を通じて、近未来のロールモデルとなり得るフットボールを展開したことからも、今回の優勝は非常に意義深いものかもしれない。 攻めるドイツ、守るアルゼンチン。 ファイナルの図式は実に対照的だった。ドイツが決勝までの6試合で大会最多の17ゴールを記録する攻撃力が売り物であるのに対し、アルゼンチンは6試合のうち実に4試合が無失点という守備力が持ち味だ。 さらにドイツがポゼッションプレーを軸に据え、アルゼンチンはダイレクトプレーから勝機を探る。ドイツのパスワークとアルゼンチンのドリブルワー
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