「春天を取りたいよね」 タイトルホルダーが昨秋の菊花賞を制した後、岡田スタッドグループ代表の岡田牧雄さんがつぶやいたこのひと言が現実のものとなりました。 直前の人気はディープボンドに次ぐ2番人気でしたが、パドックで牧雄さんは確信したそうです。 「すげえ。別馬のように変わったわ。この馬本来の体になれば今回も勝つような気がするし、次からも相当結果を出せるな」 その前の日経賞は年頭に右後肢の違和感があったため一頓挫明けの一戦となりました。レースでは潜在能力の違いで菊花賞馬の貫禄を見せましたが、下見所の姿は満足いくものではなかったそうです。 しかし、ひと叩きされた今回は牧雄さんも目を見張る良化を遂げていました。 「日経賞の時は能力でどこまでやれるのかと思っていたけど、その時とは全然違っていて驚いた。枯れてきて、完成形に近いくらい、研ぎ澄まされた体になってきた。日経賞と今回でこんなに変わるのは、過去
![重賞制覇レポート『タイトルホルダー』岡田スタッド 編(天皇賞・春) | Pacalla(パカラ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/da8a414fbee4b0ba32551f7f3c5eb7a1b72bfd1a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs3-ap-northeast-1.amazonaws.com%2Fpacalla-uploads%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F05%2F16120312%2F23023f552fd56048650681751a5cf092.png)