浜松市内で、サッカーの新しいJリーグチームを発足させる構想が動いている。市サッカー協会関係者を中心に検討が進み、母体となるチームとして現在活動中の3チームが浮上した。協会は「オール浜松」の体制整備の必要性を訴えながら、スポンサーやサポーターの獲得など、実現に向けて本腰を入れる。 同協会によると、全国の政令市でJリーグのホームタウンになっていないのは浜松市だけ。このため、地域活性化の一手段として、Jリーグ入りを目指すクラブの創設を掲げ、周知活動を始めた。鳥井徳孝会長によれば、既にJリーグ入りを目指すことを公言している静岡県社会人1部の浜松シティFCと、非公表の2チームの中で調整中という。 ホームスタジアムは中区の四ツ池公園陸上競技場の大規模改修を見込む。スポンサーは市内に本社機能を置く企業を軸に、市内外から幅広く募る考えだ。 一方で、「浜松でJクラブを誕生させるのはハードルが高い」とみるサッ