米NVIDIAと株式会社ペガシスは10日、CUDAテクノロジを動画オーサリングソフト「TMPGEnc」に対してテスト実装したデモを、国内でもプレス向けに紹介した。 CUDA(Compute unified device architecture)は、NVIDIAのGPUでC言語を利用して汎用的なコンピューティングを行なう技術。今回の例で言うと、動画エンコード前のフィルタリングを、CPUではなくGPUで行なうことでより高速に処理する。 この件については、8月末に開催されたNVISION08にて既に発表されているが、国内向けに改めて紹介された。ペガシス 代表取締役 CEO 海老根崇氏が説明した。 ペガシスは、ロードマップとして8月のNVISION08発表時をフェーズ1と規定する。その時点で、動画エンコード前のプリプロセッシング処理をCUDAで実行するものをテスト実装した。プリプロセッシング処理