![Amazon.co.jp: ビジネスモデル全史 (ディスカヴァー・レボリューションズ): 三谷宏治: 本](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/986b784ea37345451402750e2398f084c1fd3920/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41hWAUfBCFL._SL500_.jpg)
この10年ほど増え続けてきた民生品のリコールは、消費者が高い品質や安全性を要求し、企業が真摯にその声に対応した結果。消費者にとってよいことであるが、欧州と違ってメーカーを守る規則のない日本では、消費者至上のトレンドが加速し、やがてはメーカーの疲弊を招く。 製品のリスクとベネフィットをバランスし、メーカーと消費者が一緒に育っていくには、どうしたらよいのか。歴史的事件や事故、企業の不祥事や製品事故など、多くの“失敗”を分析し、リスクを次の創造に結びつける“失敗学”を提唱してきた中尾政之・東京大学大学院教授に聞いた。 ――先生は、近年強まる「消費者至上主義」のトレンドが続けば、いずれメーカーが疲弊し、日本から撤退してしまうかもしれない、と指摘されています。 中尾政之・東京大学大学院教授(以下、中尾教授) 日本の消費者やマスコミ、政府が、製品のリスクとベネフィットのバランスをどのように判断するのか
先週、ボストンに住んでいる日本人研究者が月一で集う異分野交流会があって、そこで講演させていただいた。 100人以上が集まる大盛況でした。 来てくださった方は本当に有難うございます。 講演の内容は、大企業が、どのように新しい技術に対して、経営の舵取りをしていくべきか、というもの。 前半では、日本の大企業が各分野で最近競争力を失い、シェアを減らしている、 でも実はそれは日本に限らず、世界中の大企業が陥る病なのだ、と言う話。 そして後半で、イノベーションのジレンマなどの先行研究と、私の研究内容を話した。 実際、日本の製造業は苦しんでいる。 講演でも紹介したように、かつてはブラウン管テレビでは世界の半分のシェアを持っていた日本企業は、 薄型テレビになってから、サムスンやLGにシェアを奪われてるし、 半導体も1980年代にはDRAM世界シェア80%近くを占め、NECがNo.1だったが、ここも韓国にや
清野 兄貴の経営というのは、わりと体育会系のキャプテンなんかに顕著な傾向で、つまりスポーツ的なルールの中で人は動くものだ、と信じ込んでいる経営者のことです。自分が兄貴分もしくはキャプテン分を発揮すれば、弟分は自分の言うことを聞く、と信じていて。まあ、そのとおり、兄貴が率いるチームでオレたちは勝利に導かれる、という美しい誤解の下で弟分は兄貴の言うことを聞くんです。 清野 由美(きよの・ゆみ) ジャーナリスト。1960年生まれ。82年東京女子大学卒業後、草思社編集部勤務、英国留学を経て、トレンド情報誌創刊に参加。「世界をまたにかけた地を這う取材」の経験を積み、91年にフリーランスに転じる。国内外の都市開発、デザイン、トレンド、ライフスタイルを取材する一方で、時代の先端を行く各界の人物記事に力を注ぐ。『アエラ』『朝日新聞』『日本経済新聞』『日経ベンチャー』などで執筆。著書に『セーラが町にやってき
(前回から読む・注意書きもご覧ください) ――女性の時代、と言われ続けている割には、女性の感性を売り物にした企画で、ヒットするものは少ないような気がします。それはどうしてなのでしょうか。 清野 その辺は企業側に、大きな勘違いがあるんです。昔、家電メーカーなんかが、女性だけの開発チーム、なんてものを組んで話題づくりに走ったことがありましたが、そうやって出した商品でヒットしたものって、まずなかった。 渋井 真帆(しぶい・まほ) (株)マチュアライフ研究所 代表取締役社長 ビジネス書作家/ビジネスセミナー主宰 1994年立教大学経済学部経済学科卒業。都市銀行、専業主婦、百貨店販売、証券会社などを経て起業。企業向けの人材教育、販売コンサルティングの受託のほか、『女のたしなみ経済塾』『女のたしなみリーダー塾』などの経済・ビジネスセミナーを主宰。主な著書に『あなたを変える稼ぎ力養成講座 決算書読みこな
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