NUMA 最近のx86_64系のCPUはメモリコントローラを搭載している。2ソケット以上の構成になると、それぞれのCPUがローカルのメモリを管理するようになる。プログラムから見ると同じ「メモリ」なのだが、どのCPUが管理しているメモリなのかによって、メモリのアクセス速度は異なって来る。スレッドが実行されているCPU自身が管理しているメモリへのアクセスは高速だが、他のCPUが管理しているメモリへアクセスするにはそのCPUを経由しなければならないからだ。このようにメモリアクセスが不均一になるアーキテクチャをNUMAという。 MySQLおよびInnoDBは、NUMAであろうがなかろうが別段問題なく動く。ただし、安定性および性能を考えると、管理者がひと手間かけておくことをおすすめする。 NUMAアーキテクチャにおいて、システム全体の性能を活かしきる最適な方法は、ソフトウェアがNUMAを意識したつく