情報処理推進機構(IPA)は26日、「IPAフォント(アイピーエー フォント)」の新シリーズ、「IPAexフォント(アイピーエーイーエックス フォント)」を公開した。 「IPAフォント」は、誰でも無償で利用できる、高品位を目指した日本語フォント。基本ソフトウェアなど、プラットフォームの種類を問わず、多様な情報機器で共通に利用できる。従来の「IPAフォント」は、過去のシステムとの互換性の観点から、文字送りについて、「固定幅」のフォントと「プロポーショナル(変動幅)」のフォントとが別のフォントとして分離されていたが、一般的な日本語の慣例に従った文書を作成する場合、例えば欧文文字の部分には「IPA P明朝」を用い、和文文字の部分には「IPA明朝」を用いる、といった使い分けを、一つの文書の中で行う必要があった。 今回提供される新シリーズ「IPAexフォント(Ver.001.01)」ではこれらを1つ